Connecting The Dots

クラウドIT顧問 山崎ジョー吉のブログです。

仏教では「天国」は無い?第5回伝光会より

石川県金沢市にある曹洞宗 東香山 大乘寺(大乗寺)は、福井県道元禅師がご開山された曹洞宗大本山永平寺の第三代・徹通義介禅師(てつつうぎかいぜんじ(1219〜1309)がご開山されたお寺。徹通義介禅師のお弟子に瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)禅師(1268〜1325)がおられ、瑩山禅師は、大乘寺第二代となり、やがて羽咋市の永光寺、ついで大本山總持寺を開き、日本で最多寺院を擁する曹洞宗の基盤をつくられ、道元禅師を高祖とおよびするのにならんで太祖と仰がれています。


大乗寺では、道元禅師が執筆した仏教思想書である「正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)」を学習する集いである「正法眼蔵会(しょうぼうげんぞうえ)」と、瑩山禅師が提唱した「伝光録(でんこうろく)」を学習する「伝光会(でんこうえ)」を毎年開催している。今年は11月2日、3日に「伝光会」が行われ参加してきた。

「伝光録」とは光を伝える記録のこと。「光」は「正法眼蔵」を指し、「伝」は人、つまり自己を指す。また、仏法では「法」とは真理、真実を意味し、「すべてのものはうつりかわる(諸行無常)」「すべてのものはかかわりあう(諸法無我)」を示す。

元来、僧侶は文字では伝えず直接伝える事が多いことから書物は少なく、95巻からなる「正法眼蔵」はとて貴重な存在だそうだ。一方の「伝光録」は瑩山禅師が記したものではなく、仏法の根本精神を叩きつけたと表現されるように、語ったその教えを別の僧侶が書いたものだと言われている。

正法眼蔵」「伝光録」ともに難解な文章で意味を理解するのは難しいが、原文に触れることで、本質に少しでも近づけようとする意図が込められているようだ。情報が溢れている現代社会における悩みの多くは人間関係のもつれが原因であるケースが多い。そんな心の悩みや病を軽減するために、様々な本やセミナーなどがあるが、いずれもその本質は仏教にあるケースが多い。人伝えされる間に別のものに変化してしまっているケースも多いことから、今こそ本質にふれるべきなのかもしれない。

さて、告別式などで「天国でお幸せに、天国でまた会おう」などと弔辞を読んでいる人がいるが、仏教の世界では天国は無いそうだ。仏教には天という漢字を使った言葉があるが、六欲天は、天部(神)のうち、いまだ欲望に捉われる6つの天界を意味するそうだ。つまり、六欲天ちは神よりも現実社会に最も近い低い位置にあるのだそうだ。

また、「黙祷」も仏教には無いものだそうだ。多くの日本人が仏教徒であるにも関わらず「合掌」ではなく「黙祷」をするのは、言われてみると違和感がある。オリンピック最終プレゼンで滝川クリステルが「お・も・て・な・し」の後に合掌のポーズをしたことや、日本シリーズの最終戦の9回にまーくんが登場してきた際、多くの楽天ファンが「まーくん頼む!」と祈りながら合唱をしたはずだ。これらのことから日本人には仏教の教えが根付いていることがわかる。食事の時の「いただきます」「ごちそうさま」もそうだ。そう考えていくと、悩み多き時代だからこそ、本質、つまり仏教や歴史から学ぶべきなのではなかろうか?

SoftbnkのiPhone5+iOS7で何もしてないのに電池の減りが激しい人はメール通知の設定を変更しましょう

<<2014.2.27 続編を公開しました=こちら>>
※一部誤りがありましたので訂正しました。メール通知が届くと画面が消えない>>消えるようです。

寝る前にフル充電しておいたのに、朝起きたらiPhoneのが面が真っ暗。電源ボタンを押してもホームボタンを押してもうんともすんとも言わない。何らかの原因で電池が無くなったのかと思ってACアダプターを接続してしばらく様子をみていても充電中のアイコンが表示されない!これは壊れたかも!1年以上立ってるし買い替えか!?

そんな時はこんな風に対応をしましょう。

まずは、iPhoneを再起動します。再起動の方法は、右上のスリープボタン(電源ボタンとも言う?)と真ん中の下のホームボタンを一緒にしばらく押し続ける。するとリンゴマークが表示されて起動します。>>意外と知らない人が多い。

画面が表示されたら壊れていないか、いつも使うアプリなどを触ってみて、念のため確認しましょう。

では、なんでフリーズしてしまったのだろう?ネットでも情報が流れていますが、どうやら原因はxxx@i.softbank.jp宛にメールが届くと画面全体に表示されるメール通知が原因のようです。このメール通知を放置しておくとバッテリーを消費してしまうようです。さらに、その間にFacebookやメールなど他のアプリの通知が画面に表示されるとメモリーがパンクしてフリーズしてしまうのではないかと思われます。私が朝起きてiPhoneが起動しなかった日の夜は、夜中に台風接近で金沢市の災害対策メールやお天気アプリなどがバンバン通知表示をしていたことが原因のようです。

したがって、このxxx@i.softbank.jp宛にメールが届いた場合に表示されるメール通知をオフにして、メールが届いたたらiPhoneの通知センターでメール通知をするように変更すれば良いということです。設定の手順は次のとおり。

1)safariを起動しブックマークからマイソフトバンクにアクセスする。

2)右上のMySoftbankにログインする
※パスワードを忘れたらパスワードの再設定をする。電話番号とパスワード(4桁)を入力し送信するとSNSでパスワードが送られくる。パスワードは変えなくても良い。

3)スクロールをして「メールサービス」の「全てを見る」をタップ。

4)メール設定(Eメール(i))の次へをタップ

5)新着メールお知らせ設定の次へをタップ

6)新着メールのお知らせを「送信しない」に変更し次へ、変更、OKの順にタップ。

これでxxx@i.softbank.jp宛にメールが届いてもメール通知は表示されなくなります。ただし、この状態だとメールが届いてもわからないので、次に通知センターの設定を行います。

7)iPhoneの設定アイコンをタップし、「メール/連絡先/カレンダー」をタップ

8)データの取得方法 プッシュ>をタップ

9)フェッチの下の15分ごとを選択

これで設定は完了です。この設定変更によりメールの着信はリアルタイムでは無く15分毎に変更されてしまいますのでご注意ください。これを機会にキャリアメールからiCloudメールやGmai、あるいは、やLINE、Facebookなどのメッセージサービスにコミュニケーションツールをシフトしていくと良いでしょう。

なお、電池の消耗が早くなった原因はこれだけではありません。また、正式にソフトバンクAppleからアナウンスがあったわけではありませんのでご注意を。

【お知らせ】10月27日にiPhoneのセミナーで話をしますので良かったらご参加ください。
<<<詳しくはこちら>>>

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ランチは社外でコミュニケーション?それとも社内でリラックス?お昼寝? -対話と会話の違い-

「ランチは交流の時間として活用すべき。必ず誰かを誘ってランチ」という人もいるが、お昼休みに同じ会社の人ならまだしも他社の人とランチをするのは1時間では非現実的だ。東京だったらお店が混んでたりしたら落ち着いて話もできない。地方だったら移動だけで時間がかかってします。一時ソーシャルランチという言葉が流行ったので、休日にソーシャルランチを真似てやってみたところ、確かにユニークな取組だと感じたが平日に開催するのはまず無理だと感じた。

交流の時間というのはやっぱり朝か夜なんだろうか?
北陸でも”朝活”が流行っていて毎日のようにどこかでセミナーや勉強会が早朝から開催されている。でも、早起きの生活に馴染めない人は長続きせず、結局のところ参加者はだいたい同じメンバーだったりする。もちろん、新しい人が入ってくるのは確かだけど。一方で夜はどうだろうか?夜はアルコールが入ってしまうケースが多いことから朝昼に比べるとコミュニケーションのための長い時間が必要だ。
そこまでしてコミュニケーションを取る必要ってどこにあるんだろうか?

さて、ここで「対話」と「会話」の違いについて考えてみよう。
英語では厳然と区別される2つの単語が、日本語では非常に曖昧な扱い方をされている。

「対話」とは、他人と交わす新たな情報交換や交流のことで、他人とはいっても必ずしも初対面である必要はなく、お互いに空いての事をよく知らない、未知の人物という程度の意味である。

一方、「会話」とは、すでに知り合っている者同士の楽しいお喋りの事である。家族、職場、学校での、いわゆる日常会話がこれにあたる。


日常会話のお喋りには、有益な情報はほとんど含まれていない。なぜなら家族や職場での会話は既に共有している事柄が多いからだ。新しい情報を得てイノベーション、あるいはクリエイティブな事を行おうとする人にとっては、ランチタイムに社内の人との会話は特に必要ではないのかもしれない。社内の人事情報や噂を仕入れようとする内向きな人は別だが・・。したがって、そのために社外に食べに行くというのは時間のムダというわけだ。そう考えると、Googleなどの先端的IT企業の食堂?が無料で食べ放題というのは合理的なのかもしれない。ランチをどこで何を食べるかと考えること自体がムダだという考え方はユニークだ。

話はそれるが、転職して変化した中の1つがランチタイムの使い方だ。前の会社では食堂という場所は用意されていたが、厨房はなくお弁当を持ってくるか、コンビニで買ってくる、あるいはお弁当屋さんに注文する、または外に食べに行くという中から選択する形になっていた。私はお弁当さんのお弁当が美味しいとは言えないのと、わざわざ買いに行くくらいだったら食べにいっちゃえ〜という派だったので、誰かと外に食べに行くケースが多かった。ところが、今の会社ではお弁当屋さんが複数入っていて日替わりメニューを見ながら選べるようになっている。しかも、安い上に、コンビニなどのお弁当と違って品数が多くてヘルシー。この値段とクオリティだったら外出する必要は全く無いといっても過言ではない。私はまだ転職したてなので、職場のコミュニケーションは会話ではなく対話なので社内にいることの方が重要だ。しかも、お昼休みが効率的に使えるのでとっても有意義。

社員数が多い会社だったら、食べる相手をシャッフルさせる仕掛けがあれば、ランチタイムを「会話」でななく「対話」として、コミュニケーションの活性化からアイディアの創出に活用できるかもしれない。

日本は、教えているわけではないのに学校や職場でも仲の良い仲間同士集まる、いわゆる村社会が形成されがちだ。19世紀中頃まで約千年にわたって日本と日本語は他国に征服されること無く独自の発展を遂げてきた。これは世界的にみても特異なことだと考えても良いだろう。そんな環境では対話の能力など育つはずがない。

高齢化と国内経済の縮小が進む中、グローバル化が求められているのは確かだ。そのために必要なのはコミュニケーションの能力だ。画一的な人種で育った環境から多様性の世界に入っていくためには訓練が必要だ。巷ではコミュニケーション講座やセミナーが大流行だ。でも、焦ることは無い。普段からいろんな人と「対話」をすれば良いだけだ。そのためにも日頃からいろんな情報と接しネタをストックしていくことが大切だ。これは運動不足だからといって無理にフィットネスクラブに通わなくても歩くだけで良いのと一緒。日々の生活をちょっと変えるだけで良いのだ。

また、対話をスムーズに行うにはコンテクスト(文脈)のズレを修正する能力を養うことが大切だ、会話においては状況など情報が省略されがちだ。そのズレを質問することで修正して行かないと会話が噛み合わない事が多々あるので注意が必要だ。

お題の「ランチは社外でコミュニケーション?それとも社内でリラックス?お昼寝?」に戻るが、答えは、「ランチは社内でも社外でもいいので対話の時間に使いたい」だ。さて、明日のランチはどう活用しよう。

「対話」と「会話」の違いについて詳しく知りたい人はこの本がオススメ!

演劇入門 (講談社現代新書)

演劇入門 (講談社現代新書)

流れに身を任せると普段以上の力が出る? - 金沢城リレーマラソンに初挑戦! -

「ライブも終わったし、次、何する?」
「そう言えば、何年か前に、金沢城リレーマラソンに出たことあったみたいだけど、今年出てみる?」
「人数集まるかなぁ?とりあえず声掛けてみる?」
「そーだね。」
こんな不順な動機で始めたリレーマラソン。しかし、私自身、50メートル走や100メートル走などの短距離、いわゆる駆けっこは得意なんだけど、実はマラソンは大の苦手。41.195kmの半分の距離のハーフを11人で走れば一人1周2km弱を走ればいいので何とかなるか・・・。言い出しっぺだし^^;

声を掛けたらあっという間に人数が集まった。早速申し込みをしようと書類に目を通してみたら、今年から変更になった点を発見。それはハーフマラソンで2時間という制限時間が設定されたということ。2時間ということは1周2k弱を11分30秒以下で走らなければならないということ。それがどれくらいのスピードなのかは実際に走ってみなければわからないので、とりあえず走ってみることにした。

もちろん、ランニングにはNIKE Runninngアプリの入ったiPhoneも一緒。GPS機能で走った距離とルート、走行速度がリアルタイムでわかる上に、Facebookと連動していて、ワークアウト開始(ランニング開始)の投稿に対して友達が”いいね”をすると歓声が聞こえる仕組み。速度が低下すると予め設定しておいたパワーソングが選曲されるなど、ランニングが楽しめる仕掛けが満載。

準備はバッチリ、でも実際に走ってみると11分30秒ってジョギングのつもりでのんびりと走っていたら間に合わないことが1kmの時点で発覚。しかも、ギリギリで走れてもチーム全体で2時間を切らなくてはならないので、誰かが頑張ってタイムの貯金をしなければならない。となると、まずはメンバーの現時点でのタイムを把握しなければ!

ということで、テストランの段取りをしてみんなに走ってもらったら、みんな同じぐらいのタイム。もう少し走れそうな人もいるけど、キツそうな人も。今回参加するに際し、最初に決めたの目的は「みんなでマラソンを楽しむ」こと。プレッシャーを与えてストレスになってしまっては元も子もない。個人個人の様子を伺いながら、褒めて伸ばす、一緒に走って徐々にペースをあげていくようにした。その一方で、自分自身は一人で走ってスピードアップにチャレンにしようと試みた。ところが、走っても走ってもタイムはそんなに縮まらない上に、走れば走るほど膝は痛くなる。痛くて走れない、でも走らないと速くならない。これはマズイ!他のメンバーが練習している様子がFacebookなどでわかる。毎年走っている人の話を聞くと、本番は周囲のスピードに引っ張られて速く走れるそうなので、本番に賭けて見ることに。

ちなみに、1チームだけじゃなくて、勢いで大学のOBチームからも誘われてついOKしたの、2周走ることになってしまったのだ。

当日のコスチュームはみんなの意見をヒアリングした結果、ライニングの邪魔にならないように、お揃いのTシャツにKALIスティックを背負って走ることにした。ボクシンググローブをつけて走ることも考えたけど、めちゃくちゃシンドイようなのでリレーの時の目印として使うことに。

メンバーの中には近づくに連れ緊張している人が出始めだけど、メンバーが笑いで緊張をふっ飛ばしてくれ、その勢いで当日を迎えることができた。


5月12日(日)快晴!
1週間前の予報では「雨」だった天気予報も、メンバーが作った”てるてる坊主”の効果から当日は雲ひとつ無い快晴。お家が遠いのに朝早くからメンバーとマネージャーさんがとっても良いところにベースキャンプを取ってくれた。他にも応援団が駆けつけてくれた。

開会式、準備運動、フルマラソンのスタート、そしてハーフマラソンとあっという間のスタート。最初に感じたのは「みんな速い!」あんなに速いペースでは走られそれについていったら最後まで体力が持つのだろうか?途中で歩いてしまったらタイムに大きなロスが出てしまう。でも、みんなモチベーションが高いから大丈夫かも?自分の順番が回ってきた。出だしはハイペースで直ぐに登り坂に入るのだが思ったよりも長い坂に途中からペースダウン。このままで持つんだろうか?でも、抜かれるのはしゃくにさわるし・・・なんとかこのペースを維持したい。今回はiPhoneを持っていないから自分のペースがわからない。頑張るしか無い!などと考えながら走りきって次のランナーにタスキを渡すと共に座り込んでしまった。日頃から運動はしているので息が上がってもいつもだったら直ぐに呼吸は落ち着くのだが今回はいつまでも息があがったまま。タイムを聞いてみるとみんなそこそこのタイムで走っているようなので、すこし安心しながら、もう一つのチームの様子を見に行ったら、1周一分を切るどころか8分台で走っているようで、すでに私の順番が来てしまっていて他のメンバーが先に走っているとのこと。「こりゃ少し落ち着いたら走るしか無い!」っていうことで、次に走ることに。みんながハイスピードで走ってくれたので今回はマイペースで走らせてもらうことにした。というよりも流れに任せて走ると途中で歩いてしまいそうだったからだ。


そんなことで、ちょっとした弾みで参加することになった金沢城リレーマラソンだったが、結果は目標の2時間を大きく下回り1時間45分でゴール。9人が10分を切るなど、みんな自己ベストを1分以上も短縮!超楽しかった!ライブよりも楽しかったかも。来年もまた参加するかどうかはわからないけど今回は参加してホント良かった。

事前の練習では何度走ってもタイムは縮まらなかったのに、どうして当日はみんな1分以上も短縮できたんだろうか?それは気持ちの昂ぶりやなど自分の内部から沸き起こってくるものと、周囲のペースなどの影響を受けるなどの外部から影響を受けたものの2種類が考えられる。

前者は自己啓発などの学習や訓練など努力すれば向上させる事ができるが、後者は自分ではコントロールすることはできない上にマイナスの影響を受ける場合だってある。一人で成し遂げる場合は前者に注力すれば良いが個人の能力には限界があるので、もっと大きな目標と達成するには、後者、つまり組織力を活用せざるを得ない。

いずれも、一般的にはモチベーションという言葉で表現される「君の話を聞いたらモチベーションアップしたよ!ありがとう!」これはよくある話だが、他人との接触でモチベーションをアップさせるには精神状態が健全であることが前提だ。気持ちが塞いでいている、あるいはネガティブな精神状態では他人がどんな素晴らしい話をしてもモチベーションはアップしない。つまり、モチベーションは他人から与えられるものではなく自己の内部から生まれるものなのだ。マラソンも同じで気持ちがネガティブな状態であれば周囲の影響は受けないので速く走ることはできない。つまり、自分の気持ちをコントロールすることが大切なのだ。自分自身の精神が健全でポジティブな状態を保つことができれば、同じ良い状態の人との間で相互に好影響を与え合うことができる。

人間はリターンよりもリスクに敏感でリスク回避の行動を取りがちである。特に日本人はそうだ。日本経済は失われた20年とも言われるようにリスクに対しては過敏になっている。ところが、アベノミクスによる景気回復期待が徐々にリスクアレルギーを徐々に緩和してきているように感じる。流行語にもなっている「いつやるの?今でしょ!」が今の状況を的確に言い表している。考えてか行動するのではなく、まずは、流れに乗って行動して見ることが重要だ。行動が自分の精神状態を健全にしモチベーションを生成していく。それば表情などの表面に現れる事で周囲の協調を始める。お互いたプラスに影響を与え合う。プラスのスパイラルの始まりだ。さぁ、行動しようぜ!

プロボノは地域社会の情緒価値を守る新たな「知恵」と「労働」の担い手

プロボノとはお金を寄付するのではなく、自分の専門的スキルと時間を提供する新しいボランティアの仕組みで、震災後に特に注目され始めている。

企業に努めている人が震災の被災地にボランティア活動に行くことで、自分が社会の一員である事を確認、すなわち、社会とのつながりの重要性を感じた人が多いそうだ。働くことの意義や動機付けに必要なものは給与や名誉だけではなく、生きがいが、自身の成長、職場に戻ってからの働き方に好影響を与えている。

また、企業収益の悪化や個人の可処分所得の減少による税収の落ち込みから、地方自治体による非営利的な活動や事業に対する金銭による助成や支援も減少傾向。これらの事業を全て採算性という観点のみで事業仕分けされてしまうと、伝統や文化に関わるような情緒価値が損なわれてしまう。そこで、これらを保護するための担い手としてプロボノが注目されている。

被災地へのボランティア活動の多くは、週末や有給休暇を取得するなど個人的な活動が一般的だが、一部の企業においてはボランティア活動が社員の成長につながるとして、支援する動きも出ている。例えば、交通費や旅費、場合によっては活動中の給与を会社が負担するなどは、ボランティア活動の一部から全部を業務として認めるところもでてきた。ただし、それはまだごく一部の企業に留まっているのが現状だ。

会社員が仕事とボランティアを両立するには、週末をボランティアに当てるというのが現実的だ。しかし、毎週末にボランティア活動をしていると、体が休まる暇も無く、逆に本業に影響が出る事がある。ボランティア活動をしている人には前向きな人が多いが、業績が振るわない企業に共通し蔓延しているネガティブな雰囲気とのギャップという寒暖の差にストレスを感じるケースも多い。

つまり、プロボノを普及させるためには企業がボランティア活動の重要性を理解し、社員の活動を認めるだけではなく支援することが求められている。ボランティア活動家といえば、NPOに携わっている人や、個人で事業を営んでいる人、子供の親などが連想されるが、どうやって会社員をボランティア活動に巻き込んでいくか(参加させるか)がプロボノ普及のための重要課題だ。大企業になればなるほど商圏は首都圏などの大都市の比重が高まり、地元など地域社会とのつながりが縁遠くなる。そして消費者との距離の拡大が売れない商品やサービスへとつながる。企業の地域社会との関係の希薄化が業績低迷の原因であり、居住者と地域社会の関係の希薄化が地方の衰退の原因なのではなかろうか。

プロボノを普及させるための手段として次のようなものが考えられる。

対企業では、啓蒙活動と企業が活動を支援できるような制度づくり。対個人では、行政が指定するボランティア活動に参加すると住民税が控除される、あるいは、地域通貨が与えられるなどのボランティア活動を一般化させるための仕組みづくりなど。

また、プロボノ=無償というわけではなく、有償のボランティアも存在する。つまり、プロボノ活動を支援する団体が配当を確保できる仕組みができれば、その活動自体を投資対象としたファンド、すなわち、地域を循環する新たな金融として成立させることも可能だ。iPS細胞の研究でノーベル賞を受賞した山中教授がマラソンで基金集めをする際に使った、オンラインを使ったプラットフォーム「JustGiving」といったファンドレイジングも有効だ。

今では、弁護士の社会貢献活動の一つして始まったプロボノが、今ではWebのデザイナーなど様々な分野まで専門家の裾野が広がっている。

弁護士と接する機会がほとんどない一般市民にUX(ユーザー体験)してもらう、つまり弁護士体験(?)がプロボノをはじめるきっかけだったのかもしれないが、今はプロボノの代表として社会貢献活動に多いに貢献している。

プロボノは地域社会の情緒価値を守る新たな「知恵」と「労働」の担い手として、今後最も注目される活動および仕組みだ。

こ、これは!スマホのパワポをWiFi経由でプロジェクターに投影できるwivia2(ワイビア)って何!

「ガーン!今回の会議の司会は俺かよ〜!。俺のパソコンをプロジェクターに繋ぐってことは、会議中にメールやfacebookできないって事かよ!いちいち発表者のパソコンにプロジェクターを繋ぎ変えるのも面倒だし、映んなかったり、アスペクト比が可怪しかったりするかしなぁ。これって何とかする方法って無いの?」

「そんな不届き者のAさんの悩みを解決する機器があるんですよ!勝手にテレビショッピング・・・・!
番組が違った。でも、折角なので、ちょっとお知らせ。

【勝手CMアワード】
11月8日(木)18:00開場、19:00開演、会場:音楽喫茶 西麻布 パール (六本木駅から徒歩7分)、入場料:2,000円(飲み放題チケット付き)
詳細は遊佐舞ちゃんのブログを参照

ということで仕切りなおして。
「そんな不届き者のAさんの悩みを解決する機器はこれ!」
内田洋行さんのwivia2(ワイビア)!という製品!

つなぎ方は簡単。プロジェクターにwivia2をVGAケーブルで接続。アナルグ音声ケーブルはプロジェクタまたは、スピーカーに接続。また、wivia2をハブかルーターにつないでおく。

あとは、パソコンやiPhone、Andorid用のアプリをインストールするだけ。パソコンようには、添付のUSBメモリ(USBトークン)をパソコンに挿して実行すればアプリのインストールは不要だ。Mac用のソフトはWebからダウンロード。

接続イメージ図。

従来の会議であれば、資料を会議の司会者などプロジェクターに画面を映すためのパソコンを提供する人に、メールなどで事前に資料などのファイルを送っておいて、会議中は、「はい、次のページをお願いします!」といった感じで会議は進められた。しかし、事前に送ったファイル以外のデータを見せようとすると手間が掛かったり会議が中断することもある。

あるいは、発表者のパソコンにその都度プロジェクターのケーブルを繋ぎ変えるといったやり方をする場合があるが、パソコンの画面の16:9のワイドだったりすると、4:3のアスペクト比のプロジェクターで映すと、縦長になったりそもそも映らなかったり、パワポイントの発表者ノートがプロジェクターに投影されたりと、細かなトラブルはつきものだ。

そんな悩みを解決するのがwivia2(ワイビア)だ。この製品はパソコンをWiFiで接続し、専用のアプリの操作でプロジェクターに自分のパソコンの画面を投影することができるという優れものだ。誰かのパソコンをプロジェクタ用にするのではなく、発表者が自らの操作で簡単に切り替えることが可能だ。

パソコンの画面を動画データとして送信しているようだが、遅延は切りならない程度で一般的なプロジェクタと同じような感覚で使える。また、パソコンとプロジェクターろ直接繋いでいる際に困るのはビデオの音声だが、wivia2に予めスピーカーをつないでおけば、音声もシェアして切り替えて使うことができる。

さらに注目すべき点は、スマホ対応だ。ドロップボックスやメールに添付して送信されたパサーポイントやPDFファイルを専用のアプリで開くことでプロジェクターの画面に投影することができる。しかも、ピンチイン、ピンチアウトに対応しているので、見せたい部分をスマホで拡大(ピンチイン)すれば、ズームインプレゼンテーションツールとして人気のPreziのような使い方もできる。これはスマホならではの機能だ。

複数のパソコンなどの機器を使う際に、解像度が異なると若干横長になったりするケースもあるが、wivia2本体にログインをして、環境に応じて調整することが可能だ。

wivia2は現代のようにスピードアップが求められている時代に、会議のテンポをアップし、会議時間の短縮と意思決定のスピードアップに役立つことはもちろんのこと、会議に参加している全員が自分のパソコンやスマホの画面をプロジェクターに投影することができるので、視覚情報の共有が図りやすいといえる。

最後に、今後の要望を幾つか。
HDMI端子が欲しい。プロジェクターをいちいちセットするよりも大画面のテレビにさっと接続してつなげたい。解像度もそれに合わせたものを用意して欲しい。また、スマホのアプリの機能アップに期待したい。できれば、Apple TVのようにiPhoneの画面そのものが映せたり、AirPlayにタイプすると最高だ。最後に値段。安価なプロジェクターと同じぐらいの値段というのはちょっと手が出しにくい。

wivia2はソーシャルな時代に求められているソーシャルデバイスと表現しても良いくらい、活用することで様々なシナジーが生まれそうな気がする。興味のある人は是非一度体験すると良いだろう。

wivia2の情報はこちら

wivia2内田洋行さんのプレセン・ラボのwivia2モニタープレゼントにて当選しゲットしたものです。内田洋行さんありがとうございます!

夏休みになるとブログのアクセスが毎年増える!?

最近、ひと月に1回しかブログの更新をしていないのにも関わらず、夏休みに入ってからブログのアクセスが増えてきている。それはなぜかというと、夏休みの自由研究で検索してやってくる人がいるからだ。でも、実はその記事を書いたのは5年前の2007年の記事。その内容はというと、コーラにメントスを入れると噴水のようにコーラが吹き出す、いわゆるメントスコーラ(正式?にはメントスガイザー)というもので、当時小学生だった息子の夏休みの自由研究の様子をブログに書いたもの。

5年前というとYouTubeが登場したばかりで、今のようにスマホも無かったので、手軽にビデオを撮ってネットに公開するというわけにはいかず、ホームビデオで撮影したものをパソコンに取込み編集した上で、YouTubeにアップするというとても手間が掛かった時代。

ビデオでは、様々なコーラなどの炭酸飲料でどの飲料が高く吹き出すかを比べたもので、学校へは、なぜ違いが出るかを調べたレポートを夏休みの自由研究として提出した。

ビデオは2本あって、最初はコーラの種類の実験が中心、2本目はどうすれば高く上がるかという実験。

今でも、メントスコーラにチャレンジする人はいるでYouTubeで"メントスコーラ"というキーワードで検索してみると、今年も幾つかの実験動画が公開されいる。しかし、これといったものは少ない。

そもそもメントスコーラを世に知らしめたビデオは水芸のような芸術色が強いものだったので、どうせやるならそれを超えるようなビデオを期待したいものだ。

例えば、先月、渋谷ヒカリエで行われた「氷結SUMMER NIGHT」でパフュームとホログラムを使ったステージのように、人とメントスコーラの噴水が連携するなどすると面白いかもね。やるのは大変だけど。

5年前の自由研究のビデオはこちら(第1弾)

第2弾(こっちの方が高く上がってます)