Connecting The Dots

クラウドIT顧問 山崎ジョー吉のブログです。

年末年始のテレビ番組から格闘技やプロレスが消えたワケ?

新年最初のブログ。とはいっても2013年も数えるほどしか書いてないけどね(^_^;)

それはさておき、今、1月4日に東京ドームで行われた新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 8 in 東京ドーム」をニコニコ動画タイムシフト試聴中。というか息子が観てるのを一緒に観てる。年末年始といえばプロレスや格闘技のビッグイベントがテレビ中継されていたのに、言われてみればここ数年はボクシングを除いてはほとんどやっていない。実は、ネットでペイパービュー(有料放送?配信?)してたんだね。

視聴に必要な金額は生放送が2500ポイント、タイムシフト試聴が3000ポイント。1ポイント1円なので3000円。東京ドームの入場チケットはアリーナ席が1万円なので、決して高い値段ではない。

驚いたことに、選手名の下にTwitterのアカウントが表示されているたり、USTREAMでは日本語と英語、中国語に加えて、スペイン語による実況解説付きで有料配信をするなど、ネット独特の活用がなされている。

ニコニコ動画タイムシフト視聴にも様々な工夫がなされていて、ニコニコ動画特有のコメントについては、生放送中しかコメントができなくなっている。なぜならば、タイムシフトでの視聴者は試合の結果を知っているからだ。また、タイムシフト視聴はいわゆる録画再生のことだが、何度も観ることはできず一度限りの視聴となっている。つまり、数時間テレビの前に貼り付けになるしかないのだ。観る方も3千円払っているから真剣だ。

ちなみに、今回のWRESTLE KINGDOMネット配信は今年で2年目だそうで、何人が視聴したのか興味深いものだ。コンテンツが『ワンソース・マルチユース』の時代に突入したのは明らかだ。2012年に株式会社ブシロード新日本プロレスを子会社化してから、徐々に変わってきたとは聞いていたが、ここまで進んでいたとはビックリだ。

従来のテレビ番組が、テレビで放映後に見逃し番組としてネットでペイパービュー配信されているのは既に一般的だが、スポーツやコンサートやライブ中心のコンテンツはテレビで放送せずにネットでペイパービュー配信される時代にシフトしていくのかもしれない。もちろん、イベントの興行元の意向次第ではあるが。

また、ネットでの配信が一般的になると、スマホタブレットで観るのではなく大きなテレビで見たくなるのは当然の流れだ。だとすると、スマホニコニコ動画の画面をテレビで簡単に移すといった需要も増えそうだ。ポイントは簡単に観れて、画面が止まったりしないこと。様々な問題点をクリアしつつ、数年後には海外のスポーツを生放送で見る時代が当たり前になっているかもしれない。

ということで、2014年はエンターテインメントの世界が楽しみだ。
アントニオ猪木長州力などが全盛期の時はプロレスにハマっていたけど、最近はほとんど観ていなかったけど、今年はプロレスも面白そうだね。

ニコニコ動画の新日本プロレスチャンネル

新日本プロレス社長が語るネット戦略、看板興行「1.4」をスペイン語でUst中継する理由