Connecting The Dots

日頃の気付きを綴っていきます

eAT KANAZAWA’08に任天堂の宮本茂専務が

毎年金沢市が開催しているeAT金沢というイベントに昨年に続き今年も参加してきた。
eAT KANAZAWAとは「electronic Art Talent」からeATの頭文字をとり名付けられたデジタルクリエイターの祭典で、「金沢から、夢のリンクを世界へ」をコンセプトワードに、人と人を金沢でつなぐ、エレクトロニックアートの新たな交流の創出を目指しているイベントで1997年から毎年開催しているイベントだ。

毎年著名なクリエーターがこのイベントの総合プロデューサーを務めており、今年は漫画家の「しりあがり寿」氏がその役を担っていて。ちなみに昨年は明和電機の土佐社長。

今年のテーマは「ガニゲ産業って寿?」ガニゲとは
マンガのガ、アニメのニ、ゲームのゲ。これをテーマに映像やイラスト、キャラクタなどを公募し審査を行うというもの。

私は25日に開催された審査発表会には参加できなかったのだが、26日の日中に行われたセミナーと、湯涌温泉にて講師陣と夜通し語り合う「夜塾」に参加してきた。

夜塾の参加者は金沢市の関係者を含めて約200名。講師陣は、漫画家のしりあがり寿氏、CMディレクターの中島信也氏など多数。アニメ、マンガ関係の講師が多い中、今回注目されたのがスーパーマリオなどの作品を制作し、」、「テレビゲーム界の魔術師」等と称され、現在は任天堂代表取締役専務兼情報開発本部長の宮元茂氏だ。

彼は2007年にはアメリカの『TIME』誌の企画「今年世界に最も影響力のある100人」において第9位に入るなど、世界的にも著名な存在だ。

なぜそんな彼がこの夜塾に参加したかというと、彼は金沢美術工芸大学の出身だからだ。昨年も21世紀美術館のイベントにも来ていたようだ。

ゲームクリエーターを目指す若者に取り囲まれそんなに話をすることが出来なかったが、とても気さくな方だ。特に、ある商品が売れた理由を質問された時、企業の経営に携わる人であれば誰でも自助努力の結果であると嘘でもいってしまうところだが、彼の場合は「正直わからない」と言ってのけるところが素晴らしい。

これは非常に重要なことだ。一般的に企業の経営者は業績が拡大基調の時は自助努力であると言うが、業績が低下しているときは外部環境を理由にしがちだ。これは何が成功のファクターで何が失敗の原因だったかを曖昧にし、業績低下時の抵抗力や回復力を損なわせる事になっているといえる。

日本市場で売れると思って発売したNintendoDS用ソフトの「NintenDogs」の日本での販売本数は約200万本だが世界では1700万本と圧倒的に海外で人気だ。しかもロングセラーとなっているそうだ。世界でのゲームの販売比率は日(2):米(2):欧(1)だったそうだが、DS、Wii以降は1:1:1になってきているそうだ。また、DS用のソフトの世界での販売本数が3.3億本、更にWiiは1.1億本と驚異的な数字を記録している。

また、昨年の12月に販売されたWII FItは当初の目標30万本に対し、120万本と予想以上の結果となっているそうだ。

Wiiは当初から4つの特徴的なテーマをあげているそうだ。
「Party」「Sports」「Health(fit)」「Music」
残っている「Music」については「任天堂カンファレンス2007.秋」にて「Wii Music(仮)」にて一部お披露目され話題になっているが、早々に発売が開始されそうなことからこれも期待できそうだ。