Connecting The Dots

クラウドIT顧問 山崎ジョー吉のブログです。

新幹線劇場(上司と女性の部下)

月曜日は名古屋、火曜の夜に大阪に移動。そして今日の夜に東海道新幹線で東京に移動中での出来事。

新大阪から乗り込んだ700系新幹線の3人がけのシートの通路側に私が座ったのだが、残りの2席に大阪からの出張の帰りらしき2人が座った。50歳前後の男の上司と、30代の女性の部下。女性は窓際の席に着席。女が敬語を使って会社の話をしていたから間違いない。

ここまではごく普通。
女は列車が出発するとノートPCを取り出し、メールをチェック。ノーツが入っているところを見ると、比較的大きな企業であることが伺える。私もPCにFOMAカードを挿してメールチェックをしニュースをチェックしたら眠くなったのでPCと閉じて寝る態勢へ

隣の二人は500CCの缶ビールを買ってきてて、男は早く飲みたがってが、女はメールなど仕事をしたいようで、男がまず飲み始めた。女が仕事をしている間中、男は話をするのを辞めないので、女は仕事を断念して一緒に飲むことに。

この時点で私は眠ってしまったようだ。

ところが、1時間程経った頃、男の声が大きいので目が覚めた。
話に耳を傾けると、「白髪が無いねー」といって髪を触ったり、腰に手を回すわ、肩は抱くわ、覗き込むわけにはいかないのではっきりとは見えなかったが、いろんなところをタッチしていたかも。

「君って思っていたよりもスリムなんだねー。」
何でわかる?

いつのまにか日本酒呑んでいたようで、超ご機嫌セクハラモード。
日本食堂のお姉ちゃんに、「また戻ってきたら日本酒買うからねっ」て言うなどハイテンション

「ちゅー」という投げキッスの音が聞こえたり、さらには、男の家は海に近いから女の水着姿をみたいとか・・・。

女が嫌だって断ったら、山に山菜を取りに行こうと誘ったり、あげくの果てには電車を下りたら呑みに行こうと誘ったり。アプローチは高まるばかり。

男だけ品川で降りたのだが、直前まで肩や腰に手をかけるなど別れを惜しんでいる様子だた。もちろん女は一生懸命かわしていた。味方を変えると女は慣れた様子にも見えた。

電車を降りる前、降りる時、降りてからもずっとずっと男は女を見ていた。

男が降りて電車が発車したら、女が私に話しかけてきた。
「大きな声でご迷惑をおかけしてすいません」
「いえいえ、大変ですね。でも、あれってセクハラでしょ」と答えたら。
女は「苦痛なんですよ。」
それで会話は終わったのだが、新幹線の中でのセクハラはいただけないというか男としてかっこ悪い。一方で女もかわすだけでなく断る勇気も必要なのではなかろうか。確かに上司と部下の関係では言いにくいとは思うが・・・。