Connecting The Dots

クラウドIT顧問 山崎ジョー吉のブログです。

メールの宛先が複数ある場合、順番を意識する?!

メールは複数の人に同時にメッセージを伝える手段としてはとても便利だ。
私自身は気にもしていなかったんだが、こんな話を聞いたので紹介する。

というのも「届いたメールの宛先に複数の名前が記載されていた時、順番を意識する」という話だ。

以前、部下から私から送った宛先の順番が自分が一番でないのが気に入らないという話をされたことがあるが、今回、別の人からも同様の話を聞いたので、ちょっと検索してみた。

引用するとこんな感じ。
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例えばえらいさんの順番 及び 年功序列にするのが常識だとか、

例) 社長.co.jp, 部長.co.jp, 課長.co.jp, 平5年目.co.jp, 平2年目.co.jp, 新入社員.co.jp,

その会社の組織順にするのが常識だとか、

例) 総務部の人達, 経理部の人達, 購買部の人達, 最後に自分の部署
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実に日本的というか面白い。
その他にはもっと凄いコメントも。

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気にするどころではありません。順番は常識です。
社内でのEメールを複数に送る際は、とても神経を使います。表示名称も気をつけなければならないし、
専務と常務の順番が違ってもいけません。同じ役職クラスなら、入社順あるいは年齢順で悩みます。
弊社では、いちいち指摘する役員もいますよ。
人事異動の度に、役職を訂正してメールの登録グループの順番を見直して・・・サラリーマンは大変です。
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ここまでくると理解に苦しむというか、面白い。

IT化で業務の効率化が進むと言われて久しいが、デスクワークで何が一番時間を取られているかを考えてみると、メール処理が一番時間がかかっているような気がする。手紙のように、"時事ネタ"などの話題で始まり、"さて"で本題に入り、"お願いします"で締める。これって本当にマナーというか、ネチケットとして重要なんだろうか?

日本語に比喩法というのがあるが、間接的な表現をメールで使ってしまい、送り手と受け手の解釈がずれてしまい困ったケースなどよくある話だ。

それが無駄なメールのやり取りの回数を増やしてはいないか。
メールでのエチケットやマナーの重要性について理解しないわけではないが、メールでの「コミュニケーション」と「連絡や報告」とでは書式は異なるのではなかろうか。

とはいっても、ビジネスにおいては切り分けることは難しいことから、やはり、メールは手紙とは異なるルールで運用した方が現実的だ。

ネタとしてはユニークな話なので、近いうちにネットリサーチを実施してみようかと思う。

ちなみに、関連する話題として、「会社でお茶出しをする際の順番は気にする?」というのがあった。これは何となくわかるような気がする。

また、Outlook Expressでは宛先の順番が逆さまになるという問題というか仕様だそうだ。実に面白い!