麻生内閣の支持率と景気回復は反比例
麻生内閣の支持率の低下が止まらない。10%を切りそうな勢い。
しかし、実はこれは作られたシナリオ通りなのかも知れない。
というのもこんな理由だからだ。
今の日本の急速な経済の落ち込みは輸出企業の業績の悪化によるもので、景気を回復させるには内需の拡大よりも輸出企業業績の回復の方が近道だということだ。
つまり、為替を円安にすれば自ずと輸出企業の業績が回復する。依然としてもめている定額給付金よりも効果的。
円安にする手段としては過去においては日銀による介入があげられるが、その効果が限定的であることは明らかで弱いドルを増やしたくないという見方もある。
そこで、日本売りに繋がるような政策として考えられたのが、支持率の低い内閣を作り、その内閣を出来る限り継続させることだ。ただし、その内閣の総理大臣には「ダメ内閣」という名を歴史に残すかもしれないので、安部総理にが出来なかったのだが、麻生総理はさすがだ。それを実行に移している。
案の定、1ドル90円前後だった為替レートが90円の後半まで円安が進んでいるところを見ると、強ちこのシナリオは真実味を増してくる。
しかし、このシナリオを書いた人は凄く頭の良い人物だといえる。
さらに、業績不振が続く企業の再建にも使えそうな方法だともいえる。