羽根の無い扇風機
高級掃除機として有名なダイソンが羽根の無い扇風機を発表。
見た目はレンズの無い大きな虫眼鏡。仕組みは、土台の部分に組み込まれたモーターを使って空気を吸い込み、その空気を飛行機の翼のような傾斜がついた輪から送り出す。空気が輪から出るときに、その気流に周囲の空気が引き込まれて、空気の流れが増幅され、空気が一定して途切れなく流れるのだそうだ。空き瓶に口をつけて吹くと笛が鳴る仕組みとよく似ているのかなぁと勝手に想像してみたが、実際に現物を見てみたいものだ。羽根がなくなると、安全、軽い、静かなどだけでなく手入れが楽など様々な利点がある。一方風を起こせるのであれば、逆に羽根の無い風力発電機というのは作れないのだろうか。
■Engadgetの記事
http://japanese.engadget.com/2009/10/13/dyson-air-multiplier/
■ダイソンのホームページ
http://www.dyson.com/technology/airmultiplier.asp