PMBOKセミナー
ロフトワークの林千晶さんにお願いをし、会社にてプロジェクトマネジメントセミナーを開催してもらった。短時間だったがPMBOKに対しての興味が非常に湧いた。「鉄は熱いうちに打て」ではないが、勉強するのに本を買おうかと思ったがamazonで見てもどれを買って良いかわからないので、明日書店に行ってみることに。今日のセミナーのポイントをまとめておく。
プロジェクトマネージャーの仕事は「仕切ること」ではなく、「プロジェクトの成功にコミットすること」である。
失敗しても良いいや、スケジュールが遅れても仕方ないや、失敗しても誰も怒らないからいいや・・・。などと、思っているからプロジェクトは失敗するのだ。
生死がかかっていなくても、失敗できないプロジェクトはたくさんある。その成功例は三菱UFJ銀行のシステム統合だ。4000万口座、1日のトランザクション1億件。1日の取引金額は3300億円。開発工数11万月と、超巨大プロジェクト。これと比較すると当社のプロジェクト何て虫のようなプロジェクトだ。
では、プロジェクトを成功に導く要因は何か。それはPMBOKを導入する事。PMBOKの9つの知識エリアを理解し体系だてたマネジメントをすること。
9つの知識エリア
- 統合マネジメント
- スコープ
- タイム
- コスト
- コミュニケーション
- 人的資源
- リスク
- 調達
まず、最初に重要なのはプロジェクトの成約3条件。
「スコープ」「タイム」「コスト」
スコープとは作業範囲。メーカーだと成果物スコープとプロジェクトスコープの2つがあるが、プロジェクトスコープを忘れがち。
最適な品質とは何か?
日本人は究極の品質を求めがち。それがコストアップにつながっている。グローバル社会においては最適な品質がも重要。ユニクロのようなポジションは異例だ。3条件の何が優先順位が最も高いかを確定すべき。しっかりとヒアリングすることが重要。
エクセルでスケジュール管理はしない
プロジェクトマネージャーの仕事の90%はコミュニケーション
最初にすることはステークホルダーが誰なのかを確認する事。担当者にはステークスホルダーに確認したかを必ず確認させる。また、情報の伝達方法に注意をすること。メールを読まない人にはメールでは伝達しないなど。
品質は飽くなき追求
統合変更管理をしっかりすること
社長が「ここをこうしたらどうかな」の一言で「調査が始まる」。この時点でスケジュールは変更になっていると理解する事。
明日、CSS niteでも講演されるので、反復学習だ。
林千晶さん、無理なお願いにも関わらずありがとうございました!