ソリトン セキュリティ フォーラム 2009
ソリトンシステムズのセキュリティフェアに参加。六本木ヒルズのグランドハイアット東京に実に300人以上が集まった。時代の変化に応じたセキュリティ製品を次々と投入している同社の今回のキーワードは「クラウド」。アプライアンス中心の商品から、クラウドや仮想化を意識したセキュリティの提案となっている。
送信したメールに添付したファイルを制御し、印刷許可や削除したりできる「Doc'Reach」。SQLインジェクションなどWebサイトの脆弱性に対する攻撃を阻止するWAF(Web Application Firewall)などユーザーの悩みを解決するソリューションの紹介があった。
金沢出身でマーケティング本部長の正木氏は仮想化によるセキュリティポリシーの混乱を解決する新時代のソリューションであるCartbirdを紹介した。
様々なセキュリティ商品が存在するが、レベルはまちまち。しかしながら、明らかにユーザー自身がリスクがあることを承知の上でも操作を続けている時はまだ良いが、その手順がマニュアル化され、リスクの存在を知らずに当たり前に作業されてしまっているケースは少なくはないはず。変化するセキュリティに対してこういった商品も進化しつづける必要があるといえる。