Connecting The Dots

クラウドIT顧問 山崎ジョー吉のブログです。

イオンのセルフレジ

ブックオフに行ったついでに隣のイオンに立ち寄ると、噂のセルフレジを発見。早速ジュース一本を買ってみた。タッチ画面の画面を見ながら自分でレジをするのだが、買い物袋を持ってきているかとか、袋が所定の場所に置かれていないとかとてもややこしい。画面を見たり、その他を見たりと戸惑うばかり。袋を持っていなかったのでシールを貼らなくちゃと思っていたら、すかさず店員さんがシールを貼りにくるなど、ジュース一本で思ったより手間がかかってしまった。

セルフ式のガソリンスタンドとは異なり、スーパーのセルフレジは性善説の元じゃないと導入は難しい。係りの店員がいるとはいえ、ごまかすのは可能だ。多くの人が店員のいるレジを引き続き使用するとなると、ジュース一品買うのに列に並ばずに済むセルフレジというのは便利のようだが、ジュースのように小品目を買うのなら自販機で買えば良いのではと思ってしまう。しかし、スーパーのレジを通過すれば98円のペットボトルも自販機では150円と5割り増しと矛盾している。これはむしろ自販機の値段を下げるべきなのではなかろうか。

また、最近、店員に話しかけられるのを煩わしいと感じるの若者が多いと言われるが、おもてなしに対する客のニーズが変化してきているのだろうか?セルフサービスとおもてなしは相反する事なのだろうか?少なくともスーパーのセルフレジからはおもてなし等といった感じは一切感じることができなかった。後ろから突然声を掛けられ商品にシールを貼っていく行為は客を驚かすだけで、サービス業の基本であるおもてなしでは決して無い。「セルフレジだとWAONのポイントが2倍」とおもてなしが引き換えになるというのは違うのではないだろうか。