Connecting The Dots

クラウドIT顧問 山崎ジョー吉のブログです。

95の誕生日とチョロメOS

Googleが「Google Chrome OS」の開発版のダウンロードを開始した。「Google Chrome OS」は無償のOSで来年リリース予定。
一方、マイクロソフトは先月Windowsの最新バージョンであるWindows 7をリリースばかりで、Windows 7Sを搭載したPCの販売は好調とのこと。しかし、実際に使ってみると、Macに搭載されているOSであるSnow Leopardと比べると目新しさは感じず、むしろ野暮ったい感じがする。Windows7=「Classic Leopard」??Windows Vistaよりは軽くなったとは言うものの、1万5千円も出してWindows XPから乗り換えるほどの魅力は感じない。
そういった意味からも「Google Chrome OS」には期待している。私が使っているブラウザは「Google Chrome」だがとても軽くて使いやすい。サイトによっては対応外のメッセージが出て正しく表示できない場合があるが、普段使うにはとても軽快で使いやすい。また、Firefoxのようにアドインが使えないが、逆にアドインの入れすぎで、使用するたびにバーアップする煩わさからは解放される。
ということで、「Google Chrome」ユーザーの多くはOS自体も「Google Chrome OS」になってくれることを期待しているはずだ。企業内においてもASPSaaS化が進み専用アプリが無いくなれば、セキュリティさえ確保されればOSなんて何でも良くなるはず。一方で、Windowsのアプリやシステムを開発していたベンダーは事業の変更を余儀なくされるかもしれない。ともあれ、11月23日はインターネット普及のきっかけとされるWindows95の発売日で、早14年。そろそろOSも世代交代の時期なのかもしれない。