Connecting The Dots

日頃の気付きを綴っていきます

"正露丸が効く"のは臭いからじゃないの?!

子供の頃からお腹が痛くなったり、下痢をした時に飲むのは「正露丸」と決まっていて、今も家には常備してある。一般的にお腹が痛くなる原因としては次のようなものが思い浮かぶ。

  1. 賞味期限がキレているなど腐った物を食べてしまった
  2. 虫や細菌を含んでいる刺身などの生物を食べてしまった
  3. 大量に食べ過ぎたり、飲過ぎた
  4. 便秘

私自身、上記のいずれも場合でも「正露丸」が効くと信じているのだが、一体「正露丸」とはどんな効能があるのだろうか。症状からすると、「正露丸」とは何らかの殺菌効果があるように感じる。その強烈な臭いからも細菌を殺菌し痛みも治まると信じていた。コレラO157にも効くんじゃないかと思い込んでいた。

ところが、ダイアモンドオンラインの「正露丸が効く理由」という記事を見て、今までの考えは思い込みだったことがわかった。

今までの仮説は次のとおり。

正露丸の主成分の木クレオソートには殺菌効果があり、その"殺菌剤が腹痛、下痢を改善する"

抗生物質が開発されるまで、この木クレオソートは内服の抗菌剤として欧米を中心に使用され、赤痢結核など感染症の特効薬として全世界に広まった。日本へは、1880年代に、ドイツ留学した森鴎外らにより持ち込まれ、日露戦争を契機に"征露丸"として旧日本軍で大々的に使用され、その後も一般用胃腸薬としてアジアを中心に広まったそうだ。

ところが、その後木クレオソートの作用メカニズムの究明が進み、内服では腸での殺菌効果はほとんどなく、腹痛への効果は大腸の過剰運動を抑えること、軟便、下痢に対しては腸からの水分分泌を抑えることが明らかとなったそうだ。

つまり、あの強烈な臭いを発する成分が腸の中で痛みを与える虫をやっつけているわけではないということだ。しかも、臭いがしないセイロガン糖衣よりも臭いのする正露丸の方が良く効くというのは思い込みで、むしろ飲みやすいという点でセイロガン糖衣の方が良いということになる。

しかし、感覚や経験による思い込みと言うものは恐ろしいものだ。臭い物は体に良いというのは必ずしも正しいとはいえないのだ。

外科医も納得"正露丸が効く"理由(ダイアモンドオンライン)

羽田からの帰りの便が「天候次第で引き返す場合がある」という条件付き運航だったのだが、無事小松に着陸。土曜日まで大雪の恐れがあるそうだが、積もらなければいいけど。