Connecting The Dots

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覆面力士登場!ってのは今の相撲にはありか?

横綱朝青龍が引退した。強過ぎる横綱の引退を残念がる声も多いが、日本の国技である相撲の世界においては、「横綱=チャンピオンでは無い」。つまり強いだけでは真の横綱とは認めてはもらえない。日本人の横綱が居ない現代においても、日本の伝統を守るためにそれは貫かれる。
朝青龍の去就については、例のごとく格闘技界入りが噂されたりするのではなかろうか。
また、格式が高く閉鎖的な相撲協会に対抗し、エンターテインメント性の高い新しい相撲協議団体設立が密かに検討されているかもしれない。いわゆる相撲版ハッスルだ。覆面レスラーならぬ覆面横綱や凶器攻撃や張り手から、トーク、さらにはCDデビューなども考えられる。「そんな女のひとりごと」がヒットした増位山太志郎のようにCDデビューする力士も登場するかもしれない。現在は、親方、力士のレコード発売やCM出演等の副業は原則禁止されているようだ。
MBA思考のマーケッターであれば、相撲のエンターテインメント化は大賛成で、目先は利益が見込めそうだと考えるだろう。他のスポーツとの交流戦やコラボレーション、マスメディアへの出演からグッズの販売など、やり方は容易に思いつく。
しかし、これは今まで守ってきた日本の伝統を破壊しかねない。破壊された伝統文化は簡単には再生できないのだ。独特の情緒性、自然を楽しみ慈しむ心、人を敬い信じる心、謙虚な心など、日本人の遺伝子に書かれている、和の心や美を後世に継承していかねばならない。

そういった意味からも、今回相撲協会が促した引退は正しい選択であり行動であったといえる。確かに古い体質かも知れないが、少しずつオープンにしファン層を増やして言って欲しいものだ。