Connecting The Dots

クラウドIT顧問 山崎ジョー吉のブログです。

1日の2割を自分自身の時間に使う -Google流仕事術-

朝出社したら、最初にすることって何だろう?

  • パソコンの電源を入れる
  • お茶を煎れる
  • 新聞を読む
  • スケジュール帳を開いて今日の予定を確認

ほとんどの人の行動は習慣になっている通りの行動をするはず。つまり、一日の予定を立てうるよりも一息入れてから、「さぁ、今日は何をしようか」と考える人が少なくはないのではなかろうか?とりあえずは、「その日暮らし族」と呼ぶことにする。

4番目の「スケジュール帳を開いて今日の予定を確認」という人は、計画的な行動が出来る人、つまり出来るビジネスマンの場合が多い。彼らの事を「行動計画族」と呼ぼう。

ここでGoogleの話に移る。
Googleでは勤務時間の20%を自分のプロジェクトに充てるという独自の勤務ルール「20%タイム」を設けていることで知られている。

では、自分の会社でも「20%タイム」が導入されたら、あなたは何をする?「行動計画族」は、プライベートを含め日頃から計画的な行動を確立しているので、「20%タイム」の使い道を決めるのは容易だ。一方の「その日暮らし族」は突然勤務時間の20%、1日8時間勤務だとすると1時間半強の時間を自分のプロジェクトに使えと言われても、どう使って良いのか迷ってしまうだろう。しかも、定期的にその成果を報告してくれなどと言われたら益々困惑してしまう。

「その日暮らし族」に共通して言えることは次の通り。

  1. 他人依存が強く、自らが主体的な行動をしていない
  2. 新しい取り組みや変化を拒む
  3. 見識や視野を広げることをしない
  4. 全ての判断は過去の経験により行う
  5. 集中力に乏しく、頻繁に席を立つ
  6. 読書をしない
  7. クイズやテストが苦手

人間は経験を重ねれば、一生懸命に考えなくても、会社に行って、給料をもらって、それなりの生活を続けることはできる。しかし、リストラになるなど、自分自身の市場価値を求められる場面に直面して始めて、自分がいかに無価値であるかを自覚することになる。そうなってからでは既に遅い。そうなる前に、一日の20%を自分自身の新たな取組みのために使ってみる事が必要だ。

ジムへ行って汗を流すのでも良いが、できれは、毎日、少なくとも週5日は実践可能な内容が望ましいが、週3日程度で始めて徐々に増やしていくのでも良いだろう私はこのブログを毎日書き続けて今日で184日目だが、簡単なようで実は結構大変だったりする。しかし、少しずつアクセスが増加し、モチベーションも徐々に上がってきている。何事でも継続することが最も難しい。「継続は力なり」

Googleに学べ!仕事時間の2割を自分プロジェクトに使うという仕事術