Connecting The Dots

クラウドIT顧問 山崎ジョー吉のブログです。

平城遷都1300年祭の奈良に行ってきた

平城遷都1300年祭を開催している奈良に行ってきた。Web、Twitter等で交通状況などをリサーチした結果、奈良市の手前の木津川市に遷都祭用の駐車場があり」、パークアンドバスライドを使えば、平城京跡までバスで送迎してくれるとの事から、そこを利用することに。
指定駐車場に到着したのが午前10時半。車を停めてバスの列に並ぶ。バスは15分間隔で来ると書いてあるが、30分経っても来ない。ブツブツ文句を言い出す客も出てきたが関係者はそわそわするだけで説明は無し。15分を過ぎた時点で「交通状態で遅れていて、後○○分で到着予定です。」とだけでも説明すれば良いのに・・・。40分くらい待ったところでバスが到着。しかも2台。バスに乗り込んでいざ奈良市内へ。予想はしていたが、狭い奈良市内に車で来訪する観光客で道路は渋滞。当然バスもノロノロ運転。結局会場に到着したのは12時過ぎ。駐車場から実に1時間半もかかってしまった。

平城京遷都祭メイン会場
会場は人々々。平城京歴史館、平城宮跡資料館ともに1時間以上の列。子供たちがお腹が空いたというので、何かを食べようとしたがそれも長蛇の列。なので、メイン会場を後にして近鉄奈良駅に移動することに。

なら奈良館
近鉄奈良駅でファーストフード店を探したところ、サイゼリアを発見。ちょうどその上が「なら奈良館」だったので、ランチの後に行くことに。「なら奈良館」は空いていて、ガイドさんが奈良の歴史と街を説明してくれた。東大寺などの現地にいって説明文を読むよりも、ガイドブックを読むよりも、わかりやすく、短時間で説明してくれるのでここはオススメ!東大寺の大仏の手のレプリカがあり手の上に座って写真撮影できる。

興福寺
なら奈良館を出てすぐ隣の「興福寺」を訪れる。見所は国宝の五重塔と東金堂。そして、そ国宝館に展示されている「千手観音菩薩」。しかし、国宝館も1時間以上の待ち行列だったので断念し、徒歩で春日大社へ。

春日大社
こちらも世界遺産。奈良・平城京に遷都された710年に藤原不比等藤原氏氏神である鹿島神社から命)を春日の御蓋山(みかさやま)に遷して祀り、春日神と称したのに始まる。日本の国の繁栄と国民の幸せを願って、遠く鹿島神宮から武甕槌命タケミカヅチノミコト)様を神山御蓋山(ミカサヤマ)山頂浮雲峰(ウキグモノミネ)にお迎えした。その際に鹿に乗ってやってきたことから奈良公園には鹿がたくさんいる理由だそうだ。
どこの神社もそうだが、御本殿まではかなりの距離があり砂利道を歩かなければならないので、覚悟が必要。

東大寺
東大寺といえば巨大な大仏様とそれが納められている大きな大仏殿(金堂)だ。大仏殿は二度火事で消失しているそうで、創建当時の堂に比べ、間口が3分の2に縮小されているそうだ。もちろん東大寺世界遺産。ちょうど「聖武天皇御忌法要」をやっていた。


この後に、奈良市内が一望できる奈良県庁の屋上にて休憩をしてから「薬師寺」、「唐招提寺」を廻る予定だったが、パークアンドバスライドの最終バスが18時なので「平城京遷都祭メイン会場」に戻ることに。ところが、路が混んでいてバスが来ない。しかもどのバスに乗って良いか観光客にはわかりづらい。もっとわかりやすくして欲しいものだ。

平城京遷都祭メイン会場」に到着した時点で17時半。復元された朱雀門は近くまで行くことができたが、「第一次大極殿」は遠く離れた場所にあるので、断念。どこもそうだが、歴史的な建造物はその大きさに最初は圧倒されるが、作りが新しいと感動も直ぐに冷めてしまったりする。したがって、朽ちかけているようなものの方が歴史を感じることができる。
木津川市の駐車場へはスムーズに移動。駐車場からも特に渋滞もなく京都へ移動。奈良といえば修学旅行の定番であるが故に、それ以降、訪れることがあまりない場所だ。次回は訪問先を絞り込んでじっくりと体験したものだ。

最後に、奈良に行こうと考えている人は、まず、近鉄奈良駅の上にある「なら奈良館」を訪れることを薦める。
また、今回の奈良ツアーをGoogleマップでルートマップにしてあるので興味のある人は見て参考にされたし。(訪問出来なかった場所もある)


より大きな地図で 遷都1300年奈良ツアー2010 を表示