Connecting The Dots

日頃の気付きを綴っていきます

ANAとスタバ、そして、フリーミアム

経費削減と本を読む時間を作りたいがために、東京出張はなるべく電車で行くようにしていたのだが、スケジュールの関係今回の東京出張は久しぶりの飛行機。しかも、いつもはJALだったのだが、先々週の朝カフェオープンセミナーの「マイルのお得な活用方法」でどちらかというとANAがオススメと教わったので、早速ANA派に衣替え。とはいってもJALの方がたくさんマイルがあるのだが・・・。
しばらく利用しない間に、様々な点が変わっていた。

  • 小松空港の駐車場のプライオリティパーキングエリアが拡充されていた。とはいっても、明らかに健常者と思われる高級車が何台も駐車されていたが・・・。
  • ANAで手荷物検査場のゲートを通過する際に指定座席が印刷された紙が出力されなくなっていた。ところが、機内に登場する際に「後部座席の人から優先搭乗」と座席番号を言われてもわからない人がきっといるような気がする。ちなみに私もそうで、携帯で確認させられた。
  • ヘッドフォンが座席のシートポケットに入っていない。必要な人だけに渡すことになったようだ。
  • ドリンクサービスが廃止されていた。お茶(Hot、Cold)と水だけは無料で、その他は有料。シートポケットにしっかりとした紙のメニューが挟んであった。そこには、話題のスターバックスのハウスブレンドされたコーヒーやアルプス ぶどうジュース"ナイアガラ"、オニオングラタンスープ、軽食などが掲載されていた。ちなみにスタバのコーヒーやジュースは300円。誰かがコーヒーを飲んでいたら香りにそそられて飲みたくなる。とはいうものの、気温が高いせいか私の周囲で有料のサービスを利用していた人は20人に1人くらいの割合だった。推定で0.5%。

コーヒーといえば、マクドナルドが時間帯限定でコーヒー無料サービスを実施していたのが記憶に新しい。この試みは、コーヒーの味が美味しくなった点を認知させると同時に集客、そして「ついで買い」を狙ったものだが、ANAの場合は、搭乗者は確定しているわけで、機内でスタバのコーヒーが飲めるからというだけでANAを選ぶとは考えにくいことから、集客というよりも、搭乗者の満足度を高めることが目的だといえる。飛行時間が短い国内線で全ての搭乗者に慌しくドリンクサービスを提供するといったファストサービスよりも、有料にすることで必要とする人に満足のいくサービスを提供しようとする試みはとても好ましいとだと感じた。とにかく忙しない感じがしなくなった。また、一方で、ドリンクサービスにかかる原料、人件費、輸送費などのコストを大幅に削減することができたのではないだろうか。
マクドナルドとANA、ともに異なるフリーミアムの活用例だが、どちらも自社が提供する商品やサービスの内容や性質を理解した上での上手い参考例だといえる。自社の商品やサービスに置き換えて考えてみる必要がありそうだ。