Connecting The Dots

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お姫様抱っこ強化スーツがやってきた!

サイバーダインと言えば、ターミネーターを開発しているメーカーのこと。そのサイバーダインが開発した「お姫様抱っこ強化スーツ」を持参しセミナーを金沢の都ホテルで開催すると耳にしたので早速行ってきた。

サイバーダインとはいってもアメリカの会社ではなく、つくばに本社があるロボットスーツを開発している企業。社長の山海社長の学術分野の名称が「サイバニクス」に力を意味する「ダイン」を加えた造語。すなわち、「サイバニクスを要する分野の技術を使って、力を作り出す」という意味だそうだ。昨年の3月に「ターミネーター4」マックG監督と山海社長が対談した際に、監督が「サイバーダインという社名はターミネーターから取ったものか?」との質問に「Yes」と即答するなど、満更、嘘ではなさそうだ。
また、同社が開発したロボットスーツの名称は「HAL」というのだが、これも、「2001年宇宙の旅」が連想させる。

ロボットスーツ「HAL」は、体に装着することによって、身体機能を拡張したり、増幅したりすることができる世界初のサイボーグ型ロボット。
人が筋肉を動かそうとしたとき、脳から筋肉に神経信号が伝わり、筋骨格系が動作する。その際に、皮膚表面に発生する微弱な生体電位信号をセンサで読み取り、パワーユニットを制御し、装着者の筋肉の動きと一体的に関節を動かすという仕組み。
また、生体電位信号を検出し、人間の思い通りに動作する「サイバニック随意制御システム」だけではなく、人間のような動作を実現することができる「サイバニック自律制御システム」の二つの制御系が混在したサイボーグ型ロボット。
つまり、脳が右手をあげろと手に指示をした瞬間に右腕を動かすというもので、第三者に腕を動かされれても脳からの指示が出ていないので、ユニットは反応しない。

「HAL」の応用分野は幅広く、福祉・介護分野における身体機能に障害がある人への自立動作支援、介護支援をはじめ、工場などでの重作業支援、災害現場でのレスキュー活動支援、エンタテイメントなど、幅広い分野での適用が期待されている。

今回持参したスーツは下半身の自立支援用だったため、お姫様抱っこスーツとは異なるが、歩行に問題を抱えている障害者や老人にとって、このスーツは人間の自己回復機能を活性化させる可能性があるなど、多い期待できそうだ。実際に装着することは出来なかったが、世界最速で高齢化社会遭遇する日本が、世界に先立って開発、実用化することは、今後の日本において明るい話題だといえる。次回はつくばで装着体験をしてみたいものだ。

また、販売についてだが、リースまたはレンタルでの提供のみで、売り切りでの販売はしていないそうだ。価格は両足1年契約で月額168,000円。また、個人向けのレンタルは無く医療・介護福祉等の施設向けにレンタル/リースとなっている。