Connecting The Dots

日頃の気付きを綴っていきます

百万石ワールドカフェ「地域のコミュニティについて」

百万石ワールドカフェが開催された。毎回少しずつ進化しているワールドカフェ。今回は時間配分がポイントだったのだが、夕方にゲリラ豪雨のような夕立が。スタッフは早めに集まってくれたものの、参加者の到着が遅れているようで集まりが悪く、開始時刻を15分早めたのに関わらず10分遅れでスタート。ちなみに、私は靴の中が雨でぐちょぐちょで裸足になりたい状態。でも我慢。

さて、今回のグランドテーマは「地域のコミュニティについて」。「地域について」という漠然としたテーマを随分前に決めてしまっていたものの、先日のスタッフミーティングでのシミュレーションでは、中々話が広がらず、問いを考えるのに時間を要したテーマだ。なので、言い方を変えると、参加者もスタッフも脳が多いに活性化された事だろう。

「地域コミュニティ」の代表格といえば、町内会が真っ先に浮かぶはず。しかしながら、町内会活動に積極的に参加している人は意外と少ない。また、参加している人でも楽しいと感じてい人は少ない。したがって、町内会というコミュニティに対してはネガティブなイメージが強い。

一方、「地域」という言葉を取ったらどうだろう。コミュニティといえば、同じ趣味の人たちが集まっているサークルや、オフ会、少年団など、楽しいと感じ、積極的に参加しているものが多い。
また、mixiなどのネットコミュニティはどうだろうか。特定の分野に強くて若い趣味層、いわゆるオタク層が物理的な所在地に関係なく、コミュニティを形成している。一方、twitterはどうだろうか。twittermixiよりも緩いつながりが特徴的だといわれるが、個人的には、twitterはネットのみで、コミュニケーションが完結するのではなく、オフ会などリアルなコミュニケーション活動を含めたコミュニティだと感じる。つまり、twitterはネットのコミュニティでありながらも、居住地によるセグメンテーションされる傾向があるといえる。

これらのことからコミュニティと地域との相関は高く、対面での対話の有無や質がそのコミュニティの関係の深さを決定しているように感じる。では、なぜ「町内会」というコミュニティに対してわくわくするような印象を感じることができないのだろうか。

その違いはメンバーの入れ替えが有るか無いかである。町内会のメンバーは年間を通じて変わることはあまりない。また、毎年班長さんは変わっても活動に協力しているメンバーは役は変わっても、メンバーはさほど変わらないはず。業績低迷などで採用を見合わせているような企業でも同じだ。

ワールドカフェではなぜ対話が弾むのだろうか?それは、毎回初対面の人が混じっているからだ。多様性を受け入れることがコミュニティの活性化に好影響を与える。日本の多くの地域は村社会と言われ閉鎖的だといわれるが、経済のボーダレス化などからも、グローバルでは多様性が進んでいる。したがって、日本も日本の地方や地域も多様性を受け入れざるを得ないのではなかろうか。先日、浅草に行った時の事。そこにいた観光客のほとんどが中国語を話していた。すでに多様性は始まっていて、それを受け入れないと経済が成り立たなくなってきているのだ。地域のコミュニティの活性化の鍵は「多様性を受け入れること」ではなかろうか。


ほろ酔いカフェの様子