Connecting The Dots

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北アルプスに映える漆黒の天守 松本城

長野出張の際、空き時間に松本城を訪れた。

長野県松本市に位置する平城。日本国内に12基現存している、安土桃山時代後期から江戸時代にかけて建造された天守を有する城郭の1つで(現存12天守)。天守群は国宝に指定されている。

もともとは、戦国時代の永正年間に、松本平の信濃府中に居を構えていた信濃守護家小笠原氏(府中小笠原氏)が林城を築城し、その支城の一つとして深志城が築城されたのが始まりといわれている。

武田信玄信濃経略後は信濃経営の拠点とされた。しかし、武田氏が滅ぼされると、小笠原貞慶が城主に復活し、城名を松本城と改めたそうだ。

現存している天守としては姫路城に次ぐ規模で、5層6階の大天守、3層4階の乾小天守がとても凛々しく、白漆喰の壁が「白鷺城」とも呼ばれる姫路城に対し、こちらはキリリと引き締まった無骨な黒塗りの板張り、「黒烏城」という別称に相応しい概観。

大阪城のように内部が近代化されたお城と異なり、天井が低く、急勾配の階段を登らなければ天守へといけない構造からは歴史と風格を感じる。

昔のままの姿である事が、姫路城と共に松本城の人気の理由なのだろう。