読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Connecting The Dots

日頃の気付きを綴っていきます

会宝産業に会社見学にいってきた

以前にITビジネスプラザ武蔵のセミナーで出会った会宝産業の会社見学に先週の金曜日(12/3)に行ってきた。
まず、日本一の挨拶。気合の入った挨拶をされるんだと思っていて見構えて行ったが、そうじゃなくて、来訪者が見えたら手を止めてニッコリ笑顔での挨拶だった。

会議室に通されると、ちゃんとスライドのセッティングや、資料が机の上においてあるなど、準備がされていた。皆んなが真っ先に反応を示したのが椅子だ。車のシートをリサイクルした椅子。これが意外と座り心地が良い。セリカのシートなどは体に密着し、腰にも良さそう。そして壁に沢山貼ってあった、社員のみなさんが年頭に書かれた目標。こうやって目の触れる場所に掲示してあると、実現しなくちゃって思いそうだ。

また、20分くらい早く到着したにも関わらず、対応してくれた点も素晴らしい。
さて、まずは近藤社長の講話。同社の事を静脈産業だと表現。トヨタなどの自動車メーカーが動脈産業だとすると、リサイクル、リユース、リデュースする同社は静脈産業だというわけだ。静脈があってこそ産業が循環するのであり、これこそが環境産業だというわ
けだ。

また、会宝産業というのは、企業は公的存在であるべきで、宝に会う。嘘のない開放された会社で、新しいものを生み出すといった意味を込めているとのこと。
喜びこそが近藤社長の生きがいでありエネルギー。この世に生まれたのも喜ぶため。自己実現が人としての目標であり、そのためには「やりたいことをやれば良い」と語った。
また、鹿児島の知覧特攻平和会館の藤井中尉のお話がとても感動的だった。

藤井中尉は少年飛行兵の教官。彼は、日ごろ教え子に「お前達だけを、死なせはしない。俺も必ず行く」と、言い続けていたそうだ。教え子に言っていた通り、自ら特攻の志願をするが、妻子もある中尉に特攻の志願は何度も志願するが却下される。
特攻に志願していることを知った妻・福子さんは、泣きすがって反対した。ところが、藤井中尉は、「教え子ばかり行かせて俺が行かないわけにはいかない」と毎晩口論に。
そしてある日、福子さんは、生後4ヶ月の赤ちゃんと3歳の子供を胸に抱き「お先に行って、待っています」と、荒川の土手から身を投げたのだ。明け方、妻と子の遺体が発見され、それを見た藤井中尉は半狂乱になるほど泣いていたそうだ。藤井中尉は葬儀を終えて
福子さんは夫の志を叶えるために自らの命を絶ったのだ。藤井中尉は再度、志願書を書き、とうとう特攻が容認さて知覧の飛行場から、教え子と一緒に飛び立った。最後に残っていた手紙には、亡くなった子供に宛てて、こう書かれていたそうだ。
「今度はお父さんの膝に懐でだっこして、寝んねしょうね。それまで泣かずに待っていてね。(中略)父ちゃんは戦地で立派な手柄をたてて御土産にして参ります。では、一子ちゃんも。千恵子ちゃんもそれまで、待ってて頂戴」
これは「お国のために」と言って飛び立って行った藤井中尉が、わが子との再会を願って書いた手紙なのだ。
日本人には謙譲という素晴らしい心がある。今は忘れられがちになっているかもしれないが、DNAに刻み込まれているはず。周辺諸国の緊張が高まる中、平和を貫く国としての立場を明確にし、世界平和のために何ができるかを再考し、行動する必要がある。

近藤社長のお話を1時間程聞いた後で、工場を見学。とても整理整頓された工場にみなビックリ。海外から来ているバイヤーさんまで挨拶をしてくれるほどの徹底ぶり。挨拶をされ気分が悪くなる人はいないはず。まずは挨拶から始めようと思った。

さて、会社見学に訪れたのが金曜日だったんだが、月曜日に同社から郵便が届いていたので開けてみると、何と会社見学アルバム。本当に同社には感動の連続だ。お客さんを喜ばせることで自分たちも喜ぶことができる。そのための工夫を怠らない同社に学ぶ点は多い。