Connecting The Dots

クラウドIT顧問 山崎ジョー吉のブログです。

2010年の振り返り。-対話が全てを変える-

今日は大晦日。ブログを書いてると今年1年を振り返る時に便利だ。今年の年初に掲げたキーワードは「動(どう)」。日々インプットされる数ある情報の中で、ちょっとでも関連性など関心があったものは、「ご縁」があると考えることにして、まずは迷わず体験してみることに。そして、少しでも感じる何かがあったら、自ら実行してみる。つまり、ご縁に対し、タイミングと初動を大切にするということだ。
twitter
お陰で今年は例年以上に交流が増えた。名刺の数というよりも親しくなった人の数が一気に増えた。それに役立ったのがtwitterだ。昨年の秋頃に「twitterって知ってたら教えて」と尋ねられ本格的に始めたtwitterだったが、これが人脈を広げるのに大いに役立った。従来のSNSと異なるのは、twitterはネット上での交流にとどまらず、twitterがきっかけで、オフ会などリアルな場で交流をもつ場面が増えた点だ。来年はFacebookFoursquareなどtwitterと連携するサービスが増えそうだ。
■朝カフェ
4月から勤務先の会社で始めた「朝活」の事。目標の8ヶ月継続は難なく達成。来年も継続することに。朝カフェがきっかけで、メンバーの意識が変化したり、メンバー間の交流が増えた。特に「朝活」を通じて女子力を感じた1年だった。来年もこの傾向は続きそうだし、消費のリーダーとして欠かせない存在であることは間違いない。鉄子歴女山ガール、釣りガール、カメラ女子、プラガール、来年は何ガール?
■ワールドカフェ
今年はこれに参加したことで、いろんな発見や変化があった。特に「対話」の重要性をワールドカフェから学んだ点が大きい。5月28日の「ワールドカフェとケーキ(景気?)」というタイトルでブログにも書いたが、これが全てを物語る。以下、ダイジェストで。「詳しくはブログの記事参照
ワールドカフェの当日、「長男が中間テストで最下位になった。思わず怒鳴ったら、引きこもってしまったから、何とかして!」という妻からの電話の内容を、ワールドカフェの対話で話をしたところ、妙に盛り上がり、「最下位がダメだという概念を変えてしまうチャンスかもしれないよ。」「そうだ、お祝いしよう。」「ケーキを買って祝ったらどうかな?」「怒られるんじゃないかなぁと身構えているからこそ、既成概念を覆すと効果的なのでは?」・・・。などとポジティブな意見が出た。最後の極めつけは「ケーキで景気回復!」(笑)
そして、ケーキを買って帰り、ふてくされた長男と記念撮影。そして、物は試し。5月16日の「目標の達人ノート実践セミナー石川」の際のワークショップの一部を息子を相手に試してみた。30個書かせた夢の中からわかったことは、彼の夢は米国に行って様々な人種や民族の人と会って話をすること。でも、腰が痛くて、好きなサッカーもできないし、勉強するにも長時間椅子に座ってられない。だから成績が伸びないのだ。つまり、腰を直さないと、夢は実現できない。したがって、12月までに腰を治すことを目標に設定し、それまでのスケジュールと行動計画を立ててみた。
この内容をブログに書いたら、様々な人から腰痛を治すための情報が集まってきた。出来ることから実践したところ、お陰さまで腰痛はカイゼンし、今ではほとんど痛がる様子はない。成績に関しても最下位を脱出し、英語や物理などでクラスで1番の成績を取るまでになった。総合ではまだ中程度だが、勉強するのが楽しいと発言するなど、大きな変化だ。
働いていると、コミュニケーションと言えば、会社内でのコミュニケーションがまずは浮かぶが、家庭内でのコミュニケーション、特に子供がある程度大きくなると、コミュニケーションが不足する傾向がある。挨拶をしない子供に「反抗期」を対話不足の理由にしているのは親にしてはいないだろうか。特に父親にその傾向がある。反抗期だったとしても子供は子供。自分の子どもなんだから、眼を見て対話をすればちゃんと話をしてくれるはず。お父さんの話をするもよし、子供の話を聞くもよし。対話を通じて子供の将来の夢を一緒に築きあげていくことが大切だ。
ワールドカフェの手法は会社や家庭だけじゃなく病院でも脳トレに応用が可能だ。来年はもっともっと拡大し、変化の輪を拡大していきたいな。