Connecting The Dots

クラウドIT顧問 山崎ジョー吉のブログです。

フェイスブックする人が増えてきた

映画「ソーシャルネットワーク」の影響か、週刊ダイアモンドや週刊エコノミストなどの雑誌でフェイスブック特集されていたせいか、フェイスブックの本が次々と出版されてきたせいか、それとも寒いからか、周囲でもフェイスブックを始める人が増えてきたようで、お友達のリクエストが増えてきた。

フェイスブック実名主義と言われ、2chに代表されるように「ネットは匿名で」が定着している日本において、フェイスブックは流行らないといわれていたが、順調にユーザー数は増えているようだ。また、社会人になって有名大学卒でも無い限りは、出身大学の話をすることはほとんどないが、フェイスブックでは多くの人が出身校を公開していることから、「あぁあの人○○大学なんだ〜」などと、少しだけかもしれないが相手の事を知るきっかけにもなっているようだ。また、出身校を公開している人の多くは、それなりに自身のある人が多いせいか、フェイスブックはパッと見頭の良い人エリートとというかリテラシーの高い人が集まっているように見える。したがって、周囲では「荒れた」という話は今のところ聞かない。

1千万人程度までは一気にユーザー数は増えそうだが、そこから伸ばそうとすると、mixiなど既存のSNSユーザーの誘導がポイントとなる。mixiで実名を使っていて被害にあった人の話を聞いたこともあることからも、フェイスブックでは、基本は実名だけど、場合によっては実名でなくても良いという日本ローカルルールが出来た方が良いかもしれないね。

具体的には、ローマ字などのハンドルネームではなくて、実名をベースに、漢字を変えてみたり、平仮名したり、また、名前のみ変えてみるといった、検索する際に本人を探せるような、ネットネームが流行るかもしれない。

また、フェイスブックと比較されるのがtwitterだが、友達(フォロー)の考え方がやっぱり違うみたいだ。twitterはとにかくフォローを増やす事で、(半ば偶然の)交流と、発言に対するインパクトと拡大(リツイート)が期待できるが、フェイスブックの場合は、「全く相手の事を知らずに無作為に友達になる」というのはどうやら違うようだ。恐らく、ファンページの中で対話をしていく内に友達になるというのが理想型なんだろうね。次々とファンページが作られているみたいだが、成長するもの、消えるものが出てくるんだろうな。しばらくは手探りの状態が続きそうだ。