Connecting The Dots

クラウドIT顧問 山崎ジョー吉のブログです。

2月の百万石ワールドカフェ 裏テーマ「飲まニュケーションは成立するか?」

2月の百万石ワールドカフェのテーマは「人間関係を作りあげるには〜飲みニケーションは必要か?〜」。
今回は冬の寒さが和らいできたせいか、40人を超える大勢の方ご参加いただき、会議室の椅子が足りなくなるほどの満員。おかげでちょっと遅れて参加した私は対話に参加できず、ちょっと物足りない感じ。

さて、今回はかっしー、大ちゃん、micの3人が中心となっての準備から当日の進行までを担当。テーマに合わせて酒屋さんの衣装にトーキングオブジェクトはビールのジョッキーと、さりげない演出。ビールがつがれていないジョッキーを持ちながら話をしている様子は、いささかユニークに映った。

ほとんどの人が酒好きだったみたいだけど、飲めない(飲まない)人も参加していて飲みゅニケーションの良い点、悪い点様々な意見が出た様子。でも、空のジョッキーを片手にここまで対話が盛り上がるのはワールドカフェならでは。言い換えれば、アルコールの力を借りない「飲まニュケーションは成立する」という事を証明できたということかな。

飲む、呑む。お酒を呑む、飲酒。タバコを呑む。コーヒーを飲む。「のむ」には様々なモノやコトがある。共通して言えることは、「のむ」と心がリラックスして対話(コミュニケーション)が進むということ。ということは、会議など緊張感が漂うような場を和ますには、「のむ」ものが効くということかもしれないな。

さて、来月の百万石ワールドカフェのテーマは「日本人と寄付について -伊達直人現象にみる寄付の形-」。

タイガーマスクの主人公「伊達直人」を名乗る人物から児童養護施設にランドセルの寄付が、全国各地に広がっているが、「寄付」について改めてみなさんで考えてもらおうというもの。

膨れ上がる政府の財政赤字を考えると、子ども手当少子化を解消するとは考えにくく、子供達の将来の負担を考えるとむしろ少子化を加速させそうだ。国会の法案の審議が遅れると赤字国債の発行すらできなくなるような情勢でいつまでも政府に頼るのではなく、金融資産1400兆円を保有している国民が用途を指定し、寄付という形で支援をしていくという考え方が、改めて注目されている。
寄付といえば赤い羽根募金。赤い羽根募金は、貧しい国の子供たちに食料を与えるためなどに使われていると漠然と思っている人も少なくはないはず。だが、実態は赤い羽根募金は都道府県で行われ、同一県内で使い道が決められている。募金者にとって、募金の使途が不明確で、受領者の喜んだ顔が見えないのが原因で、積極的に募金をしようという気にはなりにくいのかもしれない。

では、どうすれば「寄付」は広がるのだろうか。また、「伊達直人」や「あしながおじさん」といった匿名であるべき?お年玉と、お賽銭、寄付は何が違うんだろう。などなど様々な視点で「寄付」について対話を楽しもう。

日時:3月18日(金)今回は金曜日です!
場所:いつもの近江町いちば館
詳細は後日。

過去の百万石ワールドカフェの雰囲気がUSTREAMで観れる!