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Connecting The Dots

日頃の気付きを綴っていきます

ワールドカフェでカナザワの未来を考える 「金澤サイコー」

行政と市民が一緒になって金沢の未来を協働で創造していこうという市民グループである、「カナザワ市民ブレイン」にてワールドカフェを行った。金沢市内を流れる犀川の河川敷で開催された夏の風物詩である北国花火とブッキングしたにも関わらず、40名以上が参加。もちろん、山野金沢市長も参加。

今回、私は百万石ワールドカフェのスタッフからファシリテーター役として参加。いつもはほぼお決まりのスライドを使用するのだが、ワールドカフェのことをよく理解しないままに帰ってしまう人も多いようなので、今回はスライドを刷新し、ワールドカフェの説明を少し付け加え増やすことにした。しかも、使用したツールPowerPointではなくマイブームのPrezi。

開始直後は「何やるんだだろ〜」、「ワールドカフェって何だろう?」など、好奇心と警戒心が入り交じった空気が漂っていた。その雰囲気を打破するために、今回、用意した、Preziのズーム&ターンとアイスブレイクが一気に空域をリフレッシュ。そして、ワールドカフェの説明からダイアログに突入。グランドテーマは「金澤サイコー」。そして最初の問いは「金澤といえば?」この問いは、城下町金沢の定義についての確認と共有するのが目的。

金沢といえば、兼六園金沢城21世紀美術館などの場所や、カニ、ブリ、海の幸などの食べ物などの固有名詞がまず浮かぶはず。次に、キレイな街、落ち着く待ち。穏やかな、美しい街など、形容詞と続く。同じテーブルの他人の意見を聞きながら発想を繰り返す内に、脳が刺激され、徐々に金沢ブランドのイメージが言葉となって現れてくるはず。ラウンド1では、そこから何たかの集合知が得られることを狙っている。

2番目の問いは「海外からお客さんが1週間自宅に来訪。貴方だったらどんなプランでもてなす?」という、金沢のおもてなしについての問い。海外からの来訪者といっても欧米人、中国人、インド人などいろいろ考えられる。また、国が変わればもてなし方も異なるはず。この問いでは、一般的なおもてなしではなく、参加者それぞれの個性的なおもてなし方を共有することが目的。

3番目の問いに行く前に。お弁当タイム。そして、発想が広がるように「日経ビジネス」の「“すごい制度”を100個集めました「やりすぎ」「逆張り」「前代未聞」が閉塞を破る」という記事を少し紹介。

そして、最後の問い。「あなたが金沢市長になったら何をする?」山野市長の前でこの話をしたら、どんな表情や会話をするだろう?などとワクワクしながら作った問い。ところが、あいにく市長は途中で退席されたので、市長の前で無責任な(笑)マニュフェストの話ができるちょっと残念。

ワールドカフェと普通の会議との大きな違いは、ワールドカフェが結論を求めていない点だ。しかも、時間が来たら対話は中断させられるので、「もっと話したいのに〜。」といった「もやもや感」が残るのが特徴の一つだ。その「もやもや感」というのはしばらく続く。脳が「もやもや感」をクリアにするために、しばらく働き続けるのだ。今日の対話の内容をプレイバックしながら、脳が解を求める続けのだる。それが「思考の質」。そして、その中から得られる「気付き」は行動に影響を与える。すなわち「行動の質」となる。ポジティブな行動は結果へ好影響を与え「結果の質」を向上させる。これがワールドカフェの成功の法則なのだ。


テーブルの上の模造紙は、塗り絵のように文字や絵で埋め尽くされ、ラウンド終了の合図がわからないほど大いに対話が盛り上がった。最後に各テーブルごとに、今日印象に残った3つのキーワードを選んでもらい90秒で発表してもらったのだが、その発表からは、未来の金沢の街に対する強い関心と愛情を感じた。こんな素晴らしい思いを持つ「カナザワ市民ブレイン」がある金沢はキラキラと輝き、市民をワクワクさせる街だ。

今回の参加者が、金沢とワールドカフェの魅力を少しでも感じてくれたなら、ファシリテーターとしても嬉しい限りだ。


次回のワールドカフェは8月18日。テーマは【里山里海と「リアル」につながる】

今回のテーマである「里山里海」という言葉を皆さんご存知ですか?また、具体的にどのようなイメージをお持ちでしょうか?今年、能登4市4町で構成する能登地域が世界農業遺産(GIAHS​)認定されましたが、加賀にも里山里海があることは、あまり知られていません​。今、改めて里山里海について対話して、つながりを感じて​みませんか?

◇ワールドカフェ◇
・8月18日(木)18時半受付 18時45分〜21時​ 近江町いちば館交流プラザ
・参加費:1000円

※車でお越しの方は、近江町いちば館駐車場が17時以降無料でご利用でき​ます。
お申込はコチラ