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クラウドIT顧問 山崎ジョー吉のブログです。

踊る大捜査線3を観てきた

映画「踊る大捜査線 THE MOVIE3」を観て来た。日曜の午後午後2時から回ということもあり満席。観客はカップルが多かったかな。さて、本家「踊るシリーズ」の第3作目。事件は湾岸署の引っ越しの3日間起こるという設定。おなじみの登場人物の他に、刑事役で篠原夏美内田有紀)、和久さん(いかりや長介)の甥っ子の新人刑事和久伸次郎(伊藤淳史)などが新しく加わった。主役の青島(織田裕二)はさすがに歳は隠せず、「キター」のフレーズが似合う若手刑事役をやるにも無理が出てきている事もあり、今回は係長役となっていた。「踊るシリーズ」の面白いところは「人間味」「人間臭い」ところだが、今回はそのあたりが薄く、やや物足りない感じがした。青島を中心に、室井管理官、すみれなどのキャストとの絡みがもっとあった方が良かった。また、事件解決に向けての緊迫感もそれほど強くなく、あっさりと解決してしまう点ではやや物足りなさも。
また、時代を反映してか、ソーシャルメディアの存在が取り上げられていた。マスコミ対策をし情報を隠蔽してもソーシャルメディアの手によってバレてしまったり、事件現場から複数の野次馬がUSTREAMで動画中継するなど、ネットの影響力が示されていた。
ちなみに、ドコモ動画とタイアップしていたこともあってか、ドコモのXperiaがところどころで使われていた。
まとめると、映画にしなくても2時間の特別ドラマでも良かったのではと思ってしまうレベル。「踊るシリーズ」のファン以外はDVDが出るのを待ってからでも良いかもしれない。
「俺に部下はいない!いるのは仲間だけだ!」今回、青島刑事の記憶に残るセリフ