Connecting The Dots

クラウドIT顧問 山崎ジョー吉のブログです。

加賀は山中温泉に混浴?

百万石ワールドカフェのスタッフの合宿が加賀市山中温泉の「花つばき」で行われた。午前中は金城大学公開講座でワールドカフェを行い、午後から旅館に場所を移して、ワールドカフェのスクルアップのための勉強会を行うというワールドカフェ三昧。
そのはずだったんだけど、私はジムで翌日に行われるオープニングセレモニーのありがとうデモの自主練のため宴会からの参加。旅館の事をろくに調べず、夕方6時に現地入り。


お出迎えしてくれた方に予約名を伝えると館内を案内してくれた。まずはお風呂について。「当館には3つのお風呂があります。まず、左手にあるのが湯畑という混浴の露天風呂です」
「えっ?混浴?」
嬉しいサプライズ!既に頭の中は混浴に直行!部屋に案内され、中に入ると男性陣がビールをグラスに注いでいるところだった。浴衣に着替えていたので、
「温泉は?」と尋ねると、「もう、入ってきたよ」とのこと。
「混浴は?」「行ったけど、おばちゃんばかりだったよ。」
食事が7時半からだったので、浴衣に着替えて混浴の露天風呂に直行!エレベーターを乗り継いで、サンダルを履き替え、長い石積みの階段を下りていくと、神仙峡に沿って湯畑と名付けられた、露天の入り口の屋根を発見。
中に入ると、「はじめてですか?」「そうです」と告げると、「湯あみ着」という(水捌けの良いバスタオルみたいなもの)を手渡してくれた。ホックが7、8個ついていて、男子は腰に、女子は胸から体を包む。それを着て湯船に入るのだ。

着替えて、ドアを開けると段々畑のような湯船がたくさん。もちろん、源泉。淡い光の中でややぬるめのお風呂に浸かる。周囲を見渡すと自然に囲まれていることが改めてわかる。いつもの「ゆめの湯」のように人工的な露天風呂ではなく、これぞホントの露天風呂。夢心地の湯だ。

他の湯船を見てみると、女性の4人組。知らない女性と同じ湯船に入るのは勇気がいるので、横切ろうとしたら、なーんと、仲間じゃないの。ということで、遠慮なく入らせてもらったら、「でっかいアブ」だとか、「信じれーん」などと、散々言われた挙句に、あがりたいから、先に上がれと言われる始末。

しょーがなく、先にあがって、残り2箇所あるお風呂のハシゴ。後で思ったんだけど、この露天風呂に日本酒を持ち込んでおけを浮かべて呑めばよかったなぁ。

7時半から夕食。コの字に並べられた御膳のせいか、ちょっとみんな大人しい。ワールドカフェは物理的な距離を狭めることでコミュニケーションの深度を高めようとしているので、距離があるとちょっと違和感が。でも、アルコールが入ると徐々に緩んできて、ホワイトボードを借りて、ディスカッション。


食事の後は部屋に集まって山嶋先生のイタリアツアーからエコ論議。欧州に比べて日本がいかに遅れているかを痛感。まちづくりをそこで生活する人たちのライフスタイルを含めて考え、デザインされいる話にはちょっと驚き。東北被災地で是非取り入れて欲しいものだ。

ワインを呑み過ぎたせいか、枕投げもトランプも夜這い?もせずに、バタンキュー。というのも、翌日、7時には出発しなければならなかったので・・・。朝食をパスして一路金沢へ。

山中温泉はとっても風情がある温泉街だ。そんな中に、混浴があるとはちょっぴり驚き。男女のグループにはオススメの旅館だ。また、今度行こうっと。

山中温泉 花つばき


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