Connecting The Dots

クラウドIT顧問 山崎ジョー吉のブログです。

ご要望にお答えし、ワールドカフェで婚活イベントやります!

今週のお題「センチメンタルな秋」

合コンじゃないのに?アルコールが入っているわけじゃないのに?なぜか、初対面の人と仲良くなれる。しかも、相手の表層だけじゃなく、経験、行動、思想、夢といった深層部分を短時間で知ることができる。

ワールドカフェはそーんな不思議な対話手法の事。ワールドカフェの参加者からは、いつも「是非、ワールドカフェの手法を使って婚活イベントをやってよ〜!」と言われていたんですが、今回、金沢まいもん寿司グループからお声がけをいただき、ワールドカフェを使っての婚活イベントを開催することに!名付けて「婚活カフェ」。

昨日、会場となる「金沢まいもん寿司金沢駅西本店」の隣の「金沢海鮮屋」に、10人弱のスタッフが集まり、イベントの企画内容の打ち合わせを行った。盛り上がる〜、盛り上がる〜。婚活パーティーキラーのスタッフも、この企画はメチャクチャ面白い!と太鼓判。婚活パーティと言えば、一人ずつ自己紹介し、お目当ての人を数人決めてアプローチをしトーク。その中からお目当ての人を決める。これが一般的な流れ。しかし、「婚活カフェ」はちょっと違うんだな。その内容は参加してからのお楽しみ!

ワールドカフェは、カフェのようなリラックスした雰囲気の中だと、対話がスムーズに進むというのが大きな特徴の一つ。一般的な「婚活パーティ」に抵抗がある人でも大丈夫!センチメンタルな秋を二人で味わいたいなぁと思っている方は、是非!

また、当日成立したカップルには金沢まいもん寿司様から素敵なプレゼントあり!

日時 : 10月18日(金)19時〜21時30分(18時半受付開始)
場所 : 金沢まいもん寿司金沢駅西本店の隣の金沢海鮮屋

  • 費用 : 5,000円(食事・ドリンク込)
  • 定員 : 男女各16名(先着順) 
  • 参加資格:30歳以上で未婚の方で結婚を真剣に考えている方

参加申込(男子用)
参加申込(女子用)

  • 主催 金沢まいもん寿司グループ 株式会社エムアンドケイ
  • 協賛 いしかわ子育て支援財団
  • 後援 百万石ワールドカフェ研究会 エキスパートフラップ株式会社

史上初?「はんこカフェ」 はんこ屋さんと一般人が未来のハンコについて対話

初対面でも話ができる不思議な対話手法「ワールドカフェ」の手法を使って、印鑑のプロの「全日本印章業組合連合会青年部」の方10名に一般の方々10名が加わりハンコについて対話を楽しんだ。

「テーマがハンコ?」「ハンコについて話をしたってつまんないに決まってんじゃん!」と今回はいつになく反応が薄かったが、ハンコのプロと一般の方が丁度半分と、結果としてグッドなバランスでの開催となった。

今回のファシリテーターは、百万石ワールドカフェ最年少の「あいのすけ」。山に住んでいるのに、海をこよなく愛する、ちょっと変わった女子。一部では人魚ではという噂も。

今日のグランドテーマはもちろん「ハンコについて」
そして、最初の問いは「ハンコってなんのためにあるの?」
普通の人にとってハンコを使う場面というとどんな時だろう?

  • 「宅急便で〜す。ハンコくださーい。サインでも良いですよ。」あれ?ハンコ要らないかも?
  • 「部長、この備品の購入申請、早く電子承認してくださいよ!」あれ?ここでもハンコ要らない?
  • 「新しい携帯電話を契約するからハンコ持っていなくちゃ」あれ?ここでもハンコ要らないや?

実は、ハンコを使う機会は減ってきているんだよね。お役所の書類でもハンコが要らない場合も増えてるみたいだし・・。実は、ハンコを使う機会は減ってきているのだ。
一方、ハンコ屋さんは、「ハンコはその人の顔であり、お守りみたいなものだから大切にして欲しい」とのこと。ハンコを使う機会が減ってきているのも理解されているけど、ハンコ屋さんからハンコをもっと使ってもらうようなアプローチもこれといってできてないもの事実のようだ。
一般の人のハンコに対する認識が日常的なものであるのに対し、ハンコ屋さんは書画などに使われる雅印など芸術的な要素のある非日常的なハンコをいかに普及させるかが課題のようだ。キャラクターハンコなども存在するが、認知度の高いキャラクターに依存するのではなく、書体は素材に意味を持たせることが重要なのではなかろうか。

一般人とハンコ屋さんで、こんなにギャップがあるとは、最初から発見の多いワールドカフェとなった。

そして今回特別ゲストとして、全日本印章業組合連合会のイメージキャラクター「印太郎」がワールドカフェに参加。完成したばかりの気ぐるみは今回初のお披露目だったそうだ。

問い2のテーマは「あなたの存在を証明するものって何?初対面の人に覚えてもらうために何かしてますか?」

ちょっとハンコから離れたテーマ。ハンコの役割として自分を証明する手段があるが、ハンコ以外の手段や覚えてもらうための工夫など。問い1ではどちらかと言うと聞き手に回っていた一般の方が今度は積極的にお話をし、ハンコ屋さん達が聞き手に回る場面も。ITを使った新しいハンコの話題で盛り上がっているテーブルも。

そして、最後の問いは「あなたの未来のハンコの活用法 どんなハンコだったら常に持ちたい?」

ハンコのプロに対して、未来のハンコのイメージや活用法を考えようという、やや挑戦的な問い。機能的なハンコから夢のあるハンコ、芸術的なハンコ、様々なハンコのアイディアが出てきたようだ。

最後に、テーブルごとに感想を発表。様々な気付きが双方にあった様子。一般の人にとっては、今まで何気なく使っていたハンコに対して、ハンコに興味を抱いた人も。ハンコ屋さんにとっては、一般の人のハンコに対する認識と、新しいハンコのヒントが得られたのではないだろか。

普段接することの無い、はんこ職人さんと一般の人が話をする機会は、知り合いでも居ない限りそうはないだろう。今回のワールドカフェを通じて、ワールドカフェの手法が、こういった非現実的な組み合わせでも対話を促進させる効果があるという事を証明することができたのではないだろうか。閉鎖された業界や団体に一般人がゲストとして加わって議論をしても、一般人から見るとその場はアウェーなので、本音の対話にはなりづらい。しかしながら、ワールドカフェが演出するリラックスした雰囲気が本当の対話を促すことができるのだ。

もし、一般の生活者と自分たちの業界や商品について聞いてみたいという人がいたら、是非ご連絡を。アンケートや覆面グループディスカッションでは得られない気付きがきっと得られるだろう。

※成川さんのfacebookから写真がよく撮れていたので何枚か転載させていただきました。

「未来を築くダイバシティ」 NGOダイバーシティとやま設立フォーラム

高岡で開催されたNGOダイバーシティとやま設立フォーラムに出席してきた。
そもそも「ダイバシティ」って何だ?「ダイバシティアンテナ」のダイバシティなんだけど、日本語に訳すると「多様性」っていう意味。でも、「多様性」ってどういう意味?ってなわけで、まだまだ、一般的な用語にはなっていないよね。

グローバル企業の人材教育プログラムでは、「ダイバシティ」に関する説明を受ける。「ダイバシティマネジメント」はマネジメント用語の一つで、様々な国や人種の人の個人や集団間に存在するさまざまな違い、すなわち「多様性」を競争優位の源泉として生かすために文化や制度、プログラムプラクティスなどの組織全体を変革しようとするマネージメントアプローチのことである。

また、生態系・生物群系または地球全体に、多様な生物が存在していることを指す言葉に生物多様性がある。

このように「ダイバシティ(多様性)」という言葉は注意すれば意外といろんな場面で使われ始めている単語なのだ。

今回のフォーラムでの「ダイバシティ」は国内に居住する外国人の子どもや、障害者といった、どちらかというと弱者を受け入れ、共存するといった点にフォーカスした話が中心。今後、日本の人口は減少する。特に労働者人口の減少は深刻だ。それを補うために、また国内の企業の国際化により、国内の外国人労働者は増加することは確実。しかしながら、外国人の子供は義務教育の対象外のため、外国人の非就学児童が多いなど、受け入れるための法整備などができていないのが現状だ。一方で、日本人としての教育、いわゆる「しつけ」を理解していない外国人は秩序を乱すことから、地域社会から隔離してしまう傾向が強い。そんな閉鎖的な社会に対し、外国人の多様性を受け入れ、開かれた社会を実現しようというのがダイバシティの考え方であり、目指すものだ。

今回設立された「NGOダイバーシティとやま」代表の宮田妙子さんの提言は、とても感動的で共感できる内容だった。しかも、村社会だと言われる地方でその活動を始めるための勇気は並大抵ではないはず。彼女が願う地域社会実現に向けて是非とも協力したいと思った。

ただ、何か引っかかるものがあるような感じがあるのだが、それが何なのかわからかなったんだが、晩に銭湯に行き、それが何なのかがわかった。

それは、今日の話が弱者との共存を視点においたダイバシティの話が多く、受け入れがたい強者との共存を含んだ話では無かった点だ。

具体的例を挙げると、あなたはある町の町長。そして、ある日、銭湯に行ったら、体に刺青の入った強面の人ばかりだった。あなたはそんな人達(町民)に話しかける事ができるか?そして共存共栄することができるか?普通の人なら、見て見ぬふりをして用が済んだら、そそくそとその場を後にするはず。しかしながら、ダイバシティの考え方だと、そんな刺青の人に怖気付かずに話しかけ、多様性を受け入れ友達になる勇気があるかどうかだ。ここにダイバシティの根本的な課題があるように感じた。ダイバシティといいながらも表層部しか見ず、相手の育ちや価値観、存在を受け入れ共存することができるかだ。頭で理解できても行動に移すのは非常に難しい内容だ。外見で判断する、すなわち、外見でその人の価値観を決めつけたりしてないだろうか。中国人は・・・、韓国人は・・・、フィリピン人は・・・。大阪人は・・・、名古屋人は・・・、九州男児は・・・。A型は、B型は・・・。どれもおんなじ。先入観で決めつけないことが、きっとダイバシティの原理原則なんだろうな。

「第一印象が大切だ」なんて言うけど、第一印象で惑わされない眼を養うことの方が大切だ。明日以降、ダイバシティを行動に移していかなくちゃね。

私のリフレッシュ法は・・・もちろん「笑うこと」

ハウスウェルネスフーズのお題「私のリフレッシュ法」

私のリフレッシュ法は・・・もちろん「笑うこと」。思いっきり笑う。嘘笑いでも、苦笑いでも、引きつり笑いでも何でもOK。だって脳は、笑いの種類を区別できないらしいから。笑うことで脳にエンドルフィンが分泌され、とっても気分が良くなる。痛みも和らぐ。

多少、大袈裟に笑うのがポイント。また、意図的に笑われるのも、緊張を解く手段としてはとても良いらしい。自己紹介をみんなに笑ってもらう。人は笑われるのを嫌う。これをあえて笑ってもらうと、とってもリラックスできる。アイスブレイクなどで使える。

そんな笑いをもっと追求してみたい人には「笑いヨガ(ラフターヨガ)」がオススメ。笑いのヨガの呼吸法を取り入れたエクササイズ。

ラフターヨガジャパン

金沢でも毎月ラフターヨガが楽しめる。

ラフターヨガin近江町 11月15日(火)

久しぶりの日曜坐禅会「清貧(せいひん)」

久しぶりに大乗寺の日曜坐禅会に参加。事件が合ったのかどうかはわからないけど、注意事項があった。

  • 坐禅の後の法話も出席すること
  • 貴重品は坐禅中も自分で管理すること

私自身は坐禅の後の法話が好きで大乗寺に通っているので、特に問題は無いが、坐禅が終わったらそそくそと帰って行く人っているんだよね。
今日の坐禅はオーストラリア人の雲水が担当。修行僧になって1年位だと思うけど、日本語がとても上手。初坐禅の人に丁寧に坐禅の仕方を説明していた。特に細かい点での気配りというか配慮ができているのにはびっくりと言うか関心。
さて、今日の法話のキーワードは「清貧(せいひん)」。意味は、己の欲が少なくなった時の心。金銭欲や物欲などが満たされ、ある意味悟りを開いと人の心のこと。何でも買ってプラスしていくのではなく、断捨離などマイナスを繰り返し、本当に必要な最低限のモノだけで生活を送ること。エコな現代社会にピッタリのライフスタイル。
そういった意味からも、「清貧な製品」が今求められているのかもね。

10年後の富山県高岡市は、な・ななんと!ドラえもんランド? 高岡市で初のワールドカフェ!

10月26日富山県高岡市で初のワールドカフェを開催!2ヶ月前の百万石ワールドカフェの後のほろ酔いカフェで、高岡出身の参加者2人から「いつか高岡でもワールドカフェやりたいよねぇ」に対して「やろう!いつする?来月?再来月?」と私が言ってしまったのが、どうやらきっかけのようだ。
ファシリテーターのよっしーの先生役のさかもとさんからは、「原稿棒読みだぁ、アイスブレイク開始でございます・・・ってマナー教室じゃないんだから〜、もう、心配だぁ」との情報が。言いだしっぺなのに、当日出張で欠席の予定だったんだけど、仕事の状況が変わったこともあって、急きょ参加することに。「人数も集まらず10人ぐらいしか居なかったらどうしよう」と心配しながら、一路高岡の会場へ。
ところが、蓋を開けてみると、周囲の心配をよそに、よっしーのファシリテーションがとっても良い感じ。スタート時間を遅らせたので、その間をトークで埋めるというムチャぶりにも冷静に対応。よっしーやるなあ!


今回のグランドテーマは「みんなで高岡についてみつめてみよう」

そして最初の問いは「あなたが持つ高岡のイメージは?」いろんな場所や商品、印象などが出てきた。高岡大仏、古城公園、高岡コロッケ、万葉集、銅器、イオン高岡・・・。異色どころでは、高岡駅前でマジックで髪の毛を書いている親父さんがやっているスイスというたこ焼き屋さん。詳細情報求む!

この後で、高岡に関するインプットをきっしーが説明したのだが、全部知ってたという人は居なかったかも。

2番目の問いは「30年後の高岡はどうなっているでしょう?」
これが意外と難しい。高岡市民は高岡が大好きだと言うけど、高齢化が進んでいるし、産業の空洞化も進んでいるし、伝統を守らなくちゃいけないとは、いいつつも、30年後の高岡ってどんな様子?って聞くと、具体的なイメージが浮かばず、今と同様のイメージを抱いている人が多いように感じた。ただ、富山県高岡市藤子・F・不二雄先生の故郷だそうで、高岡をドラえもんの街にしたいという意見も。ドラえもんだけで、ディズニーワールドのような世界を創るのは難しいかもしれないが、決して無理難題ではないような気もする。

最後の問いは、「未来の高岡のために私たちができることは?」。
高岡の市民性なのか、市町村の事は市長などが考えたり実行する事であって、自分たちが街を変えようという発想がそのそも希薄なのかも。高岡の街のためにコミットするとしたら何?その何がなかなか出てこない。話を聞いていく内にわかったことは、高岡は住みやすい街で、多少の不満はあるかもしれないが、総じて満足しているということ。不満が少ないが故に30年後のイメージや、変化を与えるためのコミットが出てこないのかも。


私自身、高岡にそんなに詳しいわけじゃないが、短時間ですっかり高岡通になることができた。また、高岡市民のみなさんも改めて高岡の良さを発見することができたという声も。


金沢市富山市と比較すると人口は少ないけど、高岡市民に加わり高岡について対話をし、高岡の未来を創り上げていく。今後も定期的に高岡で開催していきたいものだ。次回は12月?それとも1月?お楽しみに!

「幸せ」って何だろう?

NPOシニア道場 樂」さんの「降りてゆく生き方・金沢プレ上映会」にてプチワールドカフェをお手伝いをしてきた。この映画は、武田鉄矢主演、これからの生き方をテーマにしたもので、全国から熱望される希望の映画。金沢では10月15日にたった一日だけ公開される。

映画館で上映しない。
そんな映画が、すでに2年間で300回にも及ぶ上映を続けている。広告宣伝は一切打たない。「うちの町で上映してほしい」。そんな人がいると、町の集会場などに映画を持って出かける。そして話題が人づてに広まって、今では上映依頼が殺到している。今後の上映が決まっている場所が約30地域あり、6月は兵庫県神戸市(18日)、愛知県安城市(19日)、千葉県柏市(28日)で上映会が組まれている。その他に約100地域が手を上げている。(日経ビジネスより

何だか凄そうな映画だ。下記は主演の武田鉄矢さんのインタビュー。

そんな興味深い映画のプレ上映会の後に、プチワールドカフェを開催し、「幸せ」についての対話を楽しんでもらった。

問い1=あなたにとっての 「しあわせ」を感じる のはどんなときですか?
問い2=「しあわせ」でいるために これからどんなことをしたい?

「生きている事」「食べること」「美味しいと感じること」「歩くこと」「チャレンジでききること」「人と話せること」・・・・など、希望に満ち溢れるコメントで会場が包まれた。15分×2ラウンド=30分の対話だったが、みなさんの表情を見ていると、ワールドカフェをやって良かったなぁと感じた日だった。ワールドカフェは、意見をまとめない、結論を求めないのがルールで、終わったあとに何だか「モヤモヤ」するものが残るんだが、今日は何だかスッキリした感じがする。

世の中、不景気な話ばかりだが、この場所はそんな雰囲気は皆無。幸せは伝わる。また、幸せは集まると増幅する。対話を通じて日本中を幸せにしたいね。

おっと、映画は10月15日たった一日だけの上映。是非とも観に行こう!詳細はこちら。