Connecting The Dots

クラウドIT顧問 山崎ジョー吉のブログです。

auが掟破りのSkypeとの提携

携帯3キャリアの中で唯一通信規格が異なるauの反撃が始まった。先日発表したシャープ製のスマートフォンIS03」(おサイフ、ワンセグ搭載)に始まり、東芝製「REGZA Phone IS04」、さらにシャープ製「IS05」など、Xperiaに比べると、かなりiPhoneに近づいた漢字のAndroid搭載のスマートフォンの相次ぐ発表。そして今日、ついにSkypeとの包括提携を発表した。無料(格安)電話であるSkypeと提携したということは、携帯電話の収益モデルを通話から通信へと根底からシフトさせるぐらのインパクトがある。
しかし、実はiPhoneでは既に3G回線でのSkype利用が認められているので、auが国内キャリアで最初というわけではない。先日、iPhoneのとPCとでSkypeを使った電話会議をしてみたのだが、とても簡単にできる。今まで遠隔地と電話会議をするのに苦労していたのが嘘みたいだ。
そもそも、スマートフォンでは通話をすることは少ないのだが、こういった電話会議ではとても便利だ。家庭での支払いに通信費が占める割合が高まる中、ユーザーとしてはSkypeも良いが、同一キャリア間の通話料無料はもちろんのこと、異キャリア間の通話料金をもっと安くして欲しいとのいうのが本音かも。

KDDIとSkypeの戦略的包括提携「Skype™ au」の提供について